ロンドンからのプチ旅行は行きたいところがいっぱい!

ツアーでイギリスに行くと、旅行期間が長ければアイルランドやスコットランドが加わり、短いとウェールズや湖水地方などを巡るものになります。意外とロンドンの近場の名所が含まれていないんですね。そこで今回は、ロンドンから列車で2時間ほどのところにある町、ライを紹介したと思います。僕と妻がこの町を訪れたのは、南部のカンタベリーからヘイスティングに行く途中です。丘陵地帯の小高い丘の上に、家々がびっしりと寄り添うように集まっています。それがライの町でした。

アンティークの小箱の中を散歩する

家々は、石造りか、オレンジ色のレンガ造り、あるいは白い漆喰壁に黒い柱が見えるチューダー朝のものがほとんどです。「アンティークの小箱」と言われるとおり、街全体でも抱きしめられそうなほどに小さく、また抱きしめたくなるほどに愛らしいです。街中には、雑貨やアンティークの店が軒を連ねています。天井の低い小さな家に入ると、ガリバーになったような気分です。イギリスの家々は、昔から小さかったのすね。イギリス生まれの人気車『ミニ』が、イギリスで造られた理由がわかるような気がしてきます。道路は石を敷いて造った昔ながらのものが残されています。許可車以外は進入禁止となっているので、ブーラブラとのんびり歩けるのも、この町のいいところです。

観光客でにぎわう愛らしいライの町並み 観光客でにぎわう愛らしいライの町並み

歴史的な村で、伝統的なアフタヌーンティーを楽しむ

お昼は食べていたのですが、小腹がすいたので、通りがかりの店に入りました。メニューを見ると、アフタヌーンティーセットがありました。可愛らしい店内は、伝統的なチェック柄で統一されています。ポットにたっぷりのミルクティー、それにスコーンが運ばれてきました。レーズン入りのスコーンに、イチゴジャム、バター、それにお決まりの、真っ白いクロテッドクリームが付いてきます。ナイフでスコーンを半分に切り、ジャムとバターとクリームをたっぷり塗ります。高カロリーですが、たまにはいいでしょう。かぶりつきます。パンとビスケットの間のような食感は、スコーンそのもの。それにミルクティーがまたよく合うのです。小さな窓からは、観光客たちがそぞろ歩くのが見えます。これぞイギリス流のアフターヌーンティーですね。ライのような田舎町ほど、リラックスしてその気分が味わえそうです。

高級アフタヌーンティーより、普通のほうがリラックスできていい 高級アフタヌーンティーより、普通のほうがリラックスできていい