ロンドン日帰り圏内ならどっちを選ぶ? サウサンプトンとレディング

イギリス・サウサンプトン・サッカー観戦の現地ガイド記事

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ロンドン日帰り圏内ならどっちを選ぶ? サウサンプトンとレディング

掲載日:2008/05/02 テーマ:サッカー観戦 行き先: イギリス / サウサンプトン ライター:元川悦子

タグ: サッカー スタジアム



ABガイド:元川悦子

【サッカー観戦のABガイド】 元川悦子
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長野県出身。夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターに。著書に「U−22」(小学館)「初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅」(NHK出版)「古沼貞雄 情熱」(学習研究社)ほか。Jリーグ、日本代表から海外まで幅広くフォロー。W杯は94年大会から4回連続で現地取材した。現在も日本代表ウォッチャーとして世界各国を回っている。

サウサンプトンFCのホーム「セント・メリーズ・スタジアム」 サウサンプトンFCのホーム「セント・メリーズ・スタジアム」

まずはタイタニックで有名なサウサンプトンを訪ねる

前回からロンドン日帰り圏内の町に目を向けているイングランド編。今回はサウサンプトンとレディングを取り上げたい。
サウサンプトンはポーツマスの隣町。ロンドンの南部にある。ウォータールー(London Waterloo)駅からサウサンプトンセントラル(Southampton Central)駅までは列車で約1時間半という距離だ。一方、ロンドン北西部にあるレディング(Reading)駅はパディントン(London Paddington)駅から約1時間。キックオフ時間にもよるが、いずれもサッカー観戦は可能なのだ。
サウサンプトンはハンプシャー州にある人口約22万の美しい港町。1912年に沈没し、1500人以上が犠牲になった豪華客船・タイタニック号が出航した町としても知られる。英国を代表する高い教育とリサーチ力で知られるサウサンプトン大学もこの町にある。川口能活(磐田)がかつて所属したポーツマスの練習場もサウサンプトン大学の施設。今もポーツマスはここを使っているという。

 

サウサンプトンに行く途中のウィンチェスターにあるサウサンプトン大学のグランド。ここがポーツマスFCの練習場だ サウサンプトンに行く途中のウィンチェスターにあるサウサンプトン大学のグランド。ここがポーツマスFCの練習場だ

2001年10月の日本代表対ナイジェリア代表戦の足跡をたずねる

この地にホームを置くのがサウサンプトンFC(Southampthon Football Club)。1885年発足の由緒あるクラブだ。ニックネームは「ザ・サインズ(The Saints)」。隣町のポーツマスとのダービーマッチ「サウスコースとダービー」はサインズたちをアツく燃え上がらせているという。
しかし現在、そのダービーを見ることはできない。というのも、プレミアリーグに所属するポーツマスに対し、サウサンプトンは05-06シーズンからチャンピオンシップ(2部に相当)に降格しているからだ。今季も4月中旬の時点で21位とディビジョン1(3部に相当)降格圏に足を踏み入れる一歩手前まできている。チェルシーに所属するFWショーン・ライト・フィリップスの弟であるFWブラッドリー・ライト・フィリップスも所属しており、彼らにはシーズン終盤の頑張りが求められている。

 

このクラブの本拠地は「セント・メリーズ・スタジアム(St.Marys stadium)」。収容人員は3万2000人とまずまずの規模を誇る。実はこのスタジアムで2001年10月に日本代表対ナイジェリア代表戦が行われた。私も現地を訪れたが、大変な暴風雨に見舞われた。英国南部の港町は海風が強いようで、その日は鉄道が遅れに遅れた。イギリス国鉄は普段から定刻通りに走ることは少ないが、あの日の遅れは凄まじかった。悪天候の際のサッカー観戦は時間に余裕を持って行動した方がいい。それでもスタジアムには屋根があり、雨も凌げて、ピッチの臨場感も最高だった。サウサンプトンFCが目下、チャンピオンシップを戦っているといっても、伝統的なスピーディーでタフなフットボールはプレミアリーグと変わらない。その雰囲気をぜひ現地で味わってみたいものだ。
試合日程やチケット情報は公式HP(http://www.saintsfc.co.uk/home/)で確認できる。プレミアリーグとは違ってチケット入手も容易なはず。港町を満喫しつつ、サッカーを観戦というのも、英国を楽しむ1つのアイディアではないだろうか。

 

レティングのホーム「マジェスキー・スタジアム」 レティングのホーム「マジェスキー・スタジアム」

レディングでのフットボール観戦は必ず前売券を入手しておくこと!

一方のレディングは近くに「ウインザー城」があるくらいで、観光地としてはそれほど面白味はないかもしれない。この町はバークシャー州の州都で人口15万人。ロンドンの衛星都市として発展している。実際に夕方の列車に乗ってみたが、自宅へ帰る通勤客でかなりの混みようだった。ロンドンに滞在しつつサッカー観戦というのは十分に可能なエリアといえる。
駅前はパブやちょっとしたお店があるだけで、特に目新しい感じはない。ここからプレミアリーグを戦うレディングFC(Reading Football Club)の本拠地「マジェスキー・スタジアム(Madejski Stadium)」まではバスで15分程度。試合日は駅前に列が出来ているのですぐ分かる。
だが、問題はスタジアムに着いてから。ロンドンの町中のクラブと違って、ここは周辺に何もない。お店もなければ、時間をつぶすところもない。チケットもダフ屋から買おうとしてもダフ屋がいない。そんなスタジアムは世界でも稀有な存在だ。私もそれを知らずに現地まで行ったが、試合を見れずにのこのこと帰ってくる羽目になってしまった。レディングで試合を見る場合には必ず前売券を入手しておくことをオススメする。マンチェスターUやチェルシー、アーセナルなどのビッグクラブとのゲームはかなり難易度が高いと考えた方がいい。

 

試合スケジュールやチケット情報を得るには、まず公式HP(http://www.saintsfc.co.uk/home/)をチェックしよう。目下、レディングは17位。こちらもチャンピオンシップ降格圏手前にいる。ここからの戦いはむしろ要チェックかもしれない。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/05/02)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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