地元の人にはあまりに有名な定番レストラン

ウクライナに来て、一度もこのお店に行かない人はいないのでは? そう思えるほどポピュラーなレストランが「プザタ・ハタ」です。首都キエフのほか、リヴィウ、オデッサなど主要都市に展開しているウクライナ料理のチェーン店で、創業は2003年。地元の人に大人気で、キエフを歩けば、あちこちにこのお店の赤い看板を見つけることができます。これから初めてウクライナに行かれるという方のために、このレストランの魅力や使い方をお伝えしたいと思います。

トレーを取って列に並びましょう

お店に入ると、入口には流しがあり、気になる人はそこで手を洗ってから進みます。ちょっとおもしろいですね。プザタ・ハタの店舗はたいてい店内が広く、席がたくさんあるので、混んでいてもどこかにスペースを見つけられるでしょう。でも、席に座って待っていては始まりません。店のいちばんの特徴は、ブッフェ式であることなのです。自分でトレーを取り、その上に好きなものを載せていくスタイルです。ただ、自分で料理をよそう必要はありません。スープ、お惣菜、肉料理など、それぞれのコーナーで欲しいものを示すと、お店の人が一人前を取り分けてくれるのです。衛生的だし、ラクですね。英語のあまり通じないウクライナですが、目の前の料理を指させばよいので、外国人には大助かりです。あらかじめ小皿に盛って準備されているものもありますから、欲しいものがあれば取りましょう。

サラダ、ピラフ、ボルシチの3品。1皿の量は多すぎないので、あれこれ食べられます サラダ、ピラフ、ボルシチの3品。1皿の量は多すぎないので、あれこれ食べられます

スイーツも、コーヒーも、ビールもあります

好みの料理を取り終わったら、トレーを持ってレジで会計です。ここで、値段の安さにびっくりすることでしょう。たとえばコールスローサラダ、チキンピラフ、ボルシチという3品で、合計44.50フリヴニャ(約180円)でした。男性だともう2品ぐらい欲しいところかもしれませんが、とにかくリーズナブルですね。もちろんクレジットカードも使えますよ。メニューには料理のほか、デザートのスイーツも豊富。コーヒーもあれば、ビールもあります。食事目的はもちろんですが、ケーキとコーヒーでおやつタイムを楽しむカップルや、ビールとおつまみで飲みに入っているグループもいたりして、いろいろな使い方ができそうです。一人で食べている人もたくさんいますよ。スープと薄切りパンだけで食事をしている男性がいて、そんなシンプルな組み合わせも、ヨーロッパっぽいなと思いました。

好きな時間に訪れて、好きなものが選べる、ファミレス的な気軽さがいいですね 好きな時間に訪れて、好きなものが選べる、ファミレス的な気軽さがいいですね

ウクライナの伝統料理はここで試そう

おいしくて、安くて、居心地のいいお店、プザタ・ハタ。バランスのいい食事ができるし、毎日行っても、飽きません。旅行中、不足しがちな野菜だって、ここならたっぷり摂れますね。メニューの数が多く、水餃子のようなヴァレーニキや、キエフ風カツレツなど、ウクライナ料理がいろいろあるので試してみましょう。日本の喫茶店にあるナポリタンスパゲティのようなパスタもありましたよ。味も日本人好みのあの味でした! キエフで観光客がいちばん初めに見つけやすいのは、独立広場にあるショッピングモール「グローバス GLOBUS」の地下に入っている店舗ではないかと思います。一度行けばきっとファンになり、街で見かけたら入らずにはいられなくなるかもしれませんよ。

左のお皿は、ウクライナ版の水餃子“ヴァレーニキ”。サワークリームをかけていただきます 左のお皿は、ウクライナ版の水餃子“ヴァレーニキ”。サワークリームをかけていただきます