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電車、バス、トラム…降りる準備は万全に、それがウクライナ流?(後編)


掲載日:2018/10/15 テーマ:鉄道 行き先: ウクライナ / キエフ

タグ: ためになる 街歩き 地下鉄 鉄道


安心・安全への心構え

首都キエフの地下鉄の車内 首都キエフの地下鉄の車内

「電車、バス、トラム…降りる準備は万全に、それがウクライナ流?(前編)」からのつづきです。私から見ればずいぶんと早くからソワソワして、降りることに気持ちを集中させているウクライナの人々。若い人だとそれほどでもないですが、乗り物に関するちょっとしたことでも、国によって違いがあるんだなと気づきました。それはトラムやバスだけでなく、地下鉄でも同様です。乗っていると、「次で降ります」と誰かが誰かに言っているのを頻繁に耳にしました。そこにただよう緊張感。安心・安全は自己責任、自分で勝ちとるという心構えが、私などとは違うのかもしれません。

いつだって降りるときは用意周到に

長距離列車で降りたところは線路! でも駅員さんが親切に手を貸してくれました 長距離列車で降りたところは線路! でも駅員さんが親切に手を貸してくれました

何時間も乗るような長距離列車なら、なおさら顕著です。まあ長旅なら荷物も多いし、早めに出口の方へ向かうことは日本でもありますよね。でもあまり早々と並んでいるのはなんだかクールではないという空気もありませんか? ウクライナではそんなカッコつけは無用です。私も真似して、到着の10分前くらいから列に並んでみました。実際、駅に着いたら駅員さんが荷物を降ろすのを一人一人手伝ってくれたし、充分な停車時間があり、並ぶ意味はなかったような気がしましたが。それでも降りる準備は周到にいくのがウクライナスタイルなら、それに従うのもまた旅の体験です。

最後に自分を試されるときが来た

ウクライナを去り日本に帰る日、スーツケースと共に地下鉄に乗りました。車内はやや混んでいましたが、ドア付近にいるのは禁物。トラウマ(?)になっている私は、逆側の座席の端のあたりに立ちました。何駅か過ぎた頃、ふいに腕を軽く触られました。見ると、座っているおばあさんが私に向かって心配そうな顔で「自分は次で降ります」という手振りをしているではありませんか。私のスーツケースが近くにあるので、降りにくいと思ったのでしょう。私は思い切りにこやかな顔で「私も次で降りますよ!」とジェスチャーで返しました。

現地の流儀にならっていこう

おばあさんを不安にさせてはなりません。出口への道筋は人で埋まっていますが、早々とスーツケースに手をかけ、体をドアの方に向けて「降りる気満々」の態度を示します。そしてドアが開く前から力を振りしぼってスーツケースを片手で持ち上げ、開くやいなや人々と共に一目散に走り出ました。苦しくて後ろを振り返る余裕はありませんでしたが、きっとおばあさんは私に続いて難なく降りられたことと思います。「降りること」になぜそんなにナーバスなのか、そのわけはいまだにはっきりしませんが、甘く見ていると痛い目に遭いそうです。些細なことではあるけれど、ウクライナに行ったときにはこの意外な側面を今後も忘れないようにしたいです。みなさんも現地で乗り物に乗る際には、思い出してみてくださいね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/10/15)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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