レートもよかった現地での両替

「どれを使う? ウクライナでの支払い事情(前編)」からのつづきです。私はこれまで「両替所はたいてい割高になる」というイメージを持っていましたが、ウクライナでは違っていました。両替所で得た現地通貨(平均)に関して、ドルへの両替も含めあとで計算してみたら、同時期に使ったクレジットカードの明細書上のレート(平均)とほぼ同じになりました。カード払いと変わらないということです。米ドルのレートがいいということでしょう。しかも円→ドル→フリヴニャ(ウクライナの通貨)と2度の両替を経ているのに、この結果です。ドルとユーロは「日本で両替したほうが得」と言われる数少ない通貨。それも関係していると思います。

銀行の前にあった両替のレートの看板 銀行の前にあった両替のレートの看板

ATMでのキャッシングは当たりはずれがあり?

海外旅行でいつも利用しているキャッシングですが、ウクライナでは数回試して及び腰になりました。英語の画面で進めても、途中からウクライナ語になってしまいお手上げ、近くにいた人に助けてもらい停止したのが2回。また英語で進んだものの、「手数料がこれだけかかりますがOKですか」と訊かれ、その額がすごく大きくて、取り消したことが1回。1度だけ普通にキャッシングでき、帰国後に明細書を見ても普通の利息とATM使用料がついており、まともに完了しました。私の運が悪かっただけかもしれませんが、またいつ言語が変わってしまうか、知らないうちに多額の手数料を取られはしないか、などと心配になり、ATMには近づかなくなりました。

街角のATM。こうして外に設置されていることが多いです 街角のATM。こうして外に設置されていることが多いです

キャッシングはお得か否か

ATM自体はあちこちにあります。ただ、何かあったときのために係の人をすぐ呼べるようなATMを探すのも、ちょっと面倒でした(人を呼べても言葉が通じない可能性大)。なので、キャッシングは手持ちのドルが尽きて現金が足りないときなどの最終手段という気でいました。レートはというと、明細書上はカード払いのレートよりもいいのですが、私のキャッシングした額(400フリヴニャ。1712円相当)に対し、そのときの利息38円とATM使用料の108円を含めて計算すると、カード支払いのほうが勝る結果になりました。通常はお得な順に「カード払い、キャッシング、両替所」となることが多いですが、ウクライナでは「カード払いと両替所が同等で、その下にキャッシング」という順位となったのです。

安心の支払いパターンはこれ

以上の体験から、ウクライナ旅行へはドルかユーロの現金を持っていき現地で両替しつつ、カードが使えるならカード使用、というパターンが私のおすすめです。さらに、いざというときのためにキャッシングも視野に入れておけば安心ですね。お金の準備をしたら、あとは物価の安い(というか為替事情で安く感じる)ウクライナを存分に楽しみましょう。ちょっと両替しただけでも使いでがあって、うれしくなりますよ。それでは、よいご旅行を!