クリーン&エコを実践するルフトハンザ ドイツ航空

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クリーン&エコを実践するルフトハンザ ドイツ航空

掲載日:2010/03/16 テーマ:エアライン・空港 ライター:寺田直子

タグ: すごい! ためになる 素晴らしい



ABガイド:寺田直子

【エアライン・空港のABガイド】 寺田直子
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東京在住。トラベルジャーナリスト。訪れた国は80ヶ国ほど。ホテル、エアライン、リゾートなどの旬な旅情報を雑誌、週刊誌、ウェブ、新聞などに寄稿。ラジオ出演、講演なども行う。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。

エアバスA380の第一号機はルフトハンザのハブ空港と同名の「フランクフルト・アム・マイン」と命名。第二機は「ミュンヘン」と名付けられる予定だ エアバスA380の第一号機はルフトハンザのハブ空港と同名の「フランクフルト・アム・マイン」と命名。第二機は「ミュンヘン」と名付けられる予定だ

エアバスA380に使用された革新的技術とは

日本とドイツ、さらには欧州、アフリカなどを広範囲で網羅するルフトハンザ ドイツ航空。CO2削減やエコ対策に積極的に取り組むエアラインとして好感度大。今年5月にはオール2階建ての最新鋭機エアバスA380の第一号機が納品されるが、静電気スプレーを使用するという新塗装システムを採用。これにより髪の毛の直径よりも薄い塗装を実現。大幅な軽量化による燃料消費削減に効果を発揮している。革新的にしてエコ。環境意識の高いドイツのエアラインらしい姿勢を大いに感じる。

 

フランクフルトにあるトレーニングセンター内のフライトシュミレーション。燃料を使用せずにトレーニングを行う最新ハイテク技術だ。かっこいい! フランクフルトにあるトレーニングセンター内のフライトシュミレーション。燃料を使用せずにトレーニングを行う最新ハイテク技術だ。かっこいい!

無駄なオイルを使わずにフライトトレーニングを可能に

ルフトハンザでは1995年から毎年、「バランス」と名付けられたサスティナビリティ報告書を刊行している。2009年度版によると、ここ数年、120以上の環境関連事業に取り組み、大きな効果をあげている。たとえば、フライトトレーニングでは新しいフライトシュミレーターを導入して80パーセントの燃料消費を削減。また、メンテナンスでも新しいエンジン洗浄技術により燃費が向上、エアラインの燃料であるケロシンの年間消費量を最大2万5000トン、CO2排出量を7万8000トン削減している。「持続可能な経済活動により未来へ貢献する」それがルフトハンザのポリシーだ。

 

トレーニングセンターにある授業時間を示す掲示板。空港にあるフライトインフォメーションそっくり!こんな遊びゴコロがにくい トレーニングセンターにある授業時間を示す掲示板。空港にあるフライトインフォメーションそっくり!こんな遊びゴコロがにくい

環境だけではなく、働きやすい職場環境や人材育成にも尽力

かつてフランクフルトの本社とトレーニングセンターを取材した際に実感したのは、働きやすい環境ということ。快適で整ったオフィス、フレックス制導入や、育児中のスタッフへの勤務体系への配慮などきめこまかい。また、年間1.94億ユーロ(約239億円)を社内教育に充当。従業員のキャリアアップを促す能力開発プログラムを整えたり、パイロットや整備士などアテンダント以外で女性のエアライン業界での雇用をうながすための「ガールズ・デイ」と称した女子生徒を対象とした施設見学イベントなども開催。現役、そして未来をになう子供たちへの夢と希望を企業として育てている。

 

チューリッヒ空港はハブのひとつ。乗り入れているターミナル1は自動チェックイン機でチェックインし、所要わずか20分ほどで出発ゲートに到着するスムーズさ チューリッヒ空港はハブのひとつ。乗り入れているターミナル1は自動チェックイン機でチェックインし、所要わずか20分ほどで出発ゲートに到着するスムーズさ

4つのハブ空港から30分の乗り継ぎで欧州以遠へ

ルフトハンザは現在、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフといったドイツ国内の3空港と、傘下のスイスインターナショナルエアラインズの拠点となるチューリッヒをハブ空港として多方面への路線網を展開している。今年は、ミュンヘンからバルト海に位置するエストニアの首都タリン、ドイツのロストック、アドリア海沿岸クロアチアのザダールといった話題のエリアへの直行便を夏季から就航。また、ブリュッセル航空とのコードシェア便としてコナクリ(ギニア)、フリータウン(シェラレオネ)、キガリ(ルワンダ)の3首都へも就航。日本から欧州、アフリカへのアクセスの利便性がさらに拡大する。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/03/16)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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