関空発のLCC(ローコストキャリア)で激安にマニラへ!

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関空発のLCC(ローコストキャリア)で激安にマニラへ!

掲載日:2010/06/04 テーマ:エアライン・空港 ライター:寺田直子

タグ: おもしろい すごい! 安い



ABガイド:寺田直子

【エアライン・空港のABガイド】 寺田直子
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東京在住。トラベルジャーナリスト。訪れた国は80ヶ国ほど。ホテル、エアライン、リゾートなどの旬な旅情報を雑誌、週刊誌、ウェブ、新聞などに寄稿。ラジオ出演、講演なども行う。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。

イエローカラーが南国気分のセブ・パシフィック。フィリピンのビジネスファミリーが経営。マニラを起点にフィリピン国内だけではなく香港、上海、マレーシアなどに就航 イエローカラーが南国気分のセブ・パシフィック。フィリピンのビジネスファミリーが経営。マニラを起点にフィリピン国内だけではなく香港、上海、マレーシアなどに就航

フィリピン生まれのセブ・パシフィック航空

羽田や成田の発着枠の増加もあり、日本にも続々と登場か?とウワサされるのが、LCC(ローコストキャリア)と呼ばれる格安航空会社の存在。アジアやヨーロッパでの台頭は著しく、片道たった1ユーロ(約120円)などという激安、というかタダみたいな料金を打ち出すなど、驚きのプライスで大手エアラインに勝負をかけている。実は日本にもすでにLCCは就航している。そのひとつが、セブ・パシフィック。1995年に誕生したLCCで、2008年に関空からマニラ直行便を運行中だ。

 

関空のセブ・パシフィックのチェックインカウンター。大手エアラインの撤退、伊丹との統合問題などで揺れる関空だが、世界のベストエアポート第6位になる実力の持ち主。がんばってほしい 関空のセブ・パシフィックのチェックインカウンター。大手エアラインの撤退、伊丹との統合問題などで揺れる関空だが、世界のベストエアポート第6位になる実力の持ち主。がんばってほしい

LCCならでは?とってもアットホームなチェックイン

関空の出発は夜。利用客は日本人のバックパッカーや、里帰りだろうか。大きな荷物を持ったフィリピン人の親子などが多い。逆にビジネスマンが少ないので、チェックイン業務もタガログ語が飛び交い、とってもなごやか。日本と貧富の格差があるフィリピンではLCCのおかげで里帰りができるようになった人もいることだろう。そんなハレな雰囲気がカウンターには漂っていた。ただし、荷物を大量に持ち込む場合は注意!LCCは格安料金を提供する代わりに荷物の超過には非常に厳しい。通常、エコノミーの預け入れ荷物は20キロまで無料だけれど、セブ・パシフィックの場合、関空〜マニラ線は15キロ。それ以上、1キロでも超過すればしっかりと超過料金がチャージされる。

 

こんな感じでボーディングもちゃんと普通にもらえる。機内ではフィリピン産のビール、サンミゲルが100ペソ(約100円)などローカルな味がローカルプライスで販売される こんな感じでボーディングもちゃんと普通にもらえる。機内ではフィリピン産のビール、サンミゲルが100ペソ(約100円)などローカルな味がローカルプライスで販売される

機内食、エンターテイメントはなし、でも、機体は新しめ

世界のLCCの場合、座席は好きなところに座るフリーシートが多く、ボーディングチケットもコンビニのレシートのような薄っぺらいものが出るだけ、ということが多い。だが、セブ・パシフィックの場合はちゃんとボーディングもくれる。気になる機体もA320シリーズなど比較的新しいものを使用。アテンダントの制服はコーポレートカラーの黄色のポロシャツにチノパンツというカジュアルさで、日本語を話すスタッフも搭乗。機内食サービス、アメニティ、エンターテイメントは一切ないけれど、新幹線のようにビールやカップヌードル、お菓子などをカートで販売。わずか4時間程度のフライトなのでサービスなしでもまったく気にならない。

 

セブ・パシフィックはマニラ国際空港のLCC専用のT3(ターミナル3)を利用。最も新しいターミナルだけれど、国際線とは思えない素朴なムード セブ・パシフィックはマニラ国際空港のLCC専用のT3(ターミナル3)を利用。最も新しいターミナルだけれど、国際線とは思えない素朴なムード

LCCでも、大手エアラインでも賢く選択するのが旅の上級者

LCCを利用すると、正直、他のエアラインの料金が高く思えてくる。ただ、運行をスムーズに行うだけの機体の維持とメンテナンス、充実した機内サービスなど大手には大手の魅力があることも忘れないでほしい。ちょっとチャレンジ気分できままなひとり旅で利用するならLCCもいいだろうし、機内でみっちり仕事をしたり、逆にくつろぎたいのならば大手エアラインの手厚いサービスに心からリラックスするはずだ。要はどういう旅をするのかシミュレーションをし、それに最適なエアラインを選ぶ賢さが必要だということ。それが、できてこそ旅のプロといえる。

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/06/04)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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