パタゴニアのシンボル・フィッツロイ山の真っ赤に染まる朝焼けを見よう

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パタゴニアのシンボル・フィッツロイ山の真っ赤に染まる朝焼けを見よう

掲載日:2013/09/10 テーマ:トレッキング・登山 ライター:伊藤篤史

タグ: 絶景 大自然



ABガイド:伊藤篤史

【トレッキング・登山のABガイド】 伊藤篤史
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福島県出身。学生時代に自転車でアメリカ大陸を横断。その日々が忘れられず、2011年6月より自転車世界一周に出発。世界の日常を自転車で巡りつつ、各所で自然とトレッキングを楽しむRide&Walkスタイルで旅行中(旅の詳細はa traveller's footprintにて。)海外の素敵なアウトドアアクティビティ情報をお届けします。

アルゼンチン側パタゴニアから。遠くに見えるアンデス山脈の向こう側はチリ。 アルゼンチン側パタゴニアから。遠くに見えるアンデス山脈の向こう側はチリ。

パタゴニアっていったいどんなところ?

南米大陸の先端部分、チリ・アルゼンチンに跨る地域をパタゴニア地方と呼びます。一口にパタゴニアといっても日本を丸々と覆ってしまうほど広大な土地を持つこの地域を簡単に語ることができません。とりわけ両国の国境に跨るアンデス山脈が東西の気候を大きく隔てています。強い偏西風に運ばれた雲はアンデスにぶつかり、チリ側に雨を落とし深緑を湛えた森と美しい氷河を形成し、一方のアルゼンチンは遮るものが一切ない褐色の大地が果てなく続きます。しかし、対極の境地とも言える2つの顔、どちらもがパタゴニアなのです。

 

チャルテンの街へと続く一本の道路。厳しい自然が作りあげたギザギザのシルエットに心奪われること間違いなし。 チャルテンの街へと続く一本の道路。厳しい自然が作りあげたギザギザのシルエットに心奪われること間違いなし。

心奪われる峻峰フィッツロイ

そんなパタゴニア地方を象徴する山がアルゼンチンにあります。永遠の荒野が続く一筋の道路の向こうに突如として現れる天を貫く山容こそがフィッツロイ山です。標高こそアンデスの他の山々には敵いませんが、急峻な威容はアンデス随一。麓のチャルテンの街から見る姿も素晴らしいですが、近づけば更に感動は広がることでしょう。フィッツロイ直下の湖まで街外れからトレイルが整備されています。片道4〜5時間、往復8時間ほどのハイキングです。夏のパタゴニアは日が長いですから、急ぎ足になる必要はありません。のんびり行きましょう。

 

明け方、テントを開けると飛び込んでくる朝焼け。パタゴニアの天気は変わりやすいので、朝焼けを見るなら天気予報のチェックを忘れずに。 明け方、テントを開けると飛び込んでくる朝焼け。パタゴニアの天気は変わりやすいので、朝焼けを見るなら天気予報のチェックを忘れずに。

キャンプした人たちだけの特権!朝焼けに燃ゆるフィッツロイ

デイハイクでも往復出来てしまうフィッツロイですが、是非、キャンプハイクをおすすめします。自前の装備はもちろんのこと、チャルテンの街でも装備レンタルをしているお店がいくつかあります。一日の始まりを告げる太陽を受け止め、フィッツロイが煌々と真っ赤に染まる姿を間近で望むことが出来るのはキャンプをした人だけの特権です。キャンプ場はトイレだけの簡素な設備ですが、近くを流れる川のせせらぎに耳を澄まし、その川の水でコーヒーを淹れながらのんびりとフィッツロイを眺める、これこそが至上の贅沢と言えるかもしれません。

 

近づけば近づくほどに、その存在感に圧倒されます。 近づけば近づくほどに、その存在感に圧倒されます。

復路は別なコースを辿るミックストレイルがおすすめ

キャンプした帰り道は、同じコースを引き返してもいいのですが、周辺には他にもいくつかトレイルが整備されているのでそちらを通って下山することをおすすめします。日帰りだと体力的に大変ですが、キャンプ泊なら体力的にも時間的にも余裕が取れます。一押しはセロトーレを経由するコース。こちらもフィッツロイに負けず劣らず迫力ある山容を楽しめます。更に時間に余裕があるのなら、この周辺にも無料のキャンプ場があるので、こちらでもう一泊していくとより一層パタゴニアの自然に近づくことが出来るでしょう。

 

トレイルの途中からの眺望。美しいグリーンの川はラスブエルタス川。 トレイルの途中からの眺望。美しいグリーンの川はラスブエルタス川。

関連情報

■フィッツロイの街エル・チャルテンへの行き方
パタゴニアのゲートシティ、カラファテからバスで2時間半(西語)
・chalten travel(http://www.chaltentravel.com/main.php)
・TAQSA(http://www.taqsa.com.ar/index.php?section=horarios)

■トレッキング情報と地図はこちら(英語)  http://elchalten.com/eng/actividades/caminatas.php#diacompleto

 
 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2013/09/10)
※渡航前に必ず現地の安全情報をご確認下さい。http://www.anzen.mofa.go.jp/
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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