- ジャンペル亜由美
- ハワイ(ホノルル)在住。東京で10年以上広報を勤めた後、2019年に米国人の夫と共にハワイへ移住。ハワイの大自然を楽しめるアクティビティ情報や、ローカルの人にも愛されているレストラン・カフェ情報などを中心にお届けします。
出発エリアをに変更しました。
ワイキキの風景
ハワイ州は、2020年11月6日(ハワイ時間)のフライトからハワイ到着後14日間の自己隔離を免除する事前検査プログラムの対象に、日本の厚生労働省が認可する新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査(NAT)を承認しました。私は8月中旬から日本に滞在しておりましたが、11月6日のフライトでハワイに帰国し、空港で陰性証明書を提出したため自己隔離が免除されました。日本の皆様が今後ハワイへ渡航をされる際のご参考になればと思い、今回は出国前〜到着後の手続きを体験記として綴らせていただきます。
ハワイ州指定の陰性証明書
ハワイに到着後、14日間の自己隔離を免除されるためには、日本を出発する72時間以内にハワイ州保健局が指定する日本国内の医療機関にて、新型コロナウイルス感染症の検査を行い、ハワイ州指定の陰性証明書をハワイ州に提出する必要があります。このプログラムは5歳以上が対象になり、ハワイ州の指定医療機関は国内21機関となります(ハワイ州政府発表 2020年10月27日時点)。
「Safe Travels Program」のページ、まず自身のアカウントを作成します
私は11月6日のフライトでしたので、11月4日に医療機関で検査を受け、翌日5日17時に英語の陰性証明書を受け取りました。証明書には1枚ずつ異なるシリアルナンバーが入っております。医療機関によって検査料金、陰性証明書の発行料金、検査を受けられる日時、検査結果を受け取れるまでの時間など様々です。指定の医療機関はまだ限定されておりますので、情報を確認の上、なるべく早く予約されることをオススメします。
また、ハワイ州は全渡航者に対し、出発前にハワイ州の「Safe Travels Program」のページにおいて健康状態や渡航情報の申請を義務付けております。空港到着時に、「Safe Travels Program」より取得したハワイ州トラベル&ヘルスフォームのQRコードを提示する必要があります。また、免除申請のために、「Safe Travels Program」の申請時に陰性証明書のデータもアップロードする必要がありました。
ホノルルの玄関口、ダニエル・K・イノウエ国際空港
日本の空港のチェックインカウンターや出発ゲートではパスポートの提示以外は、陰性証明書などの提示は求められませんでした。いざ出発です!飛行機の中では国内線同様に、飲食以外の時間はマスクの着用が義務付けられておりました。さて、ホノルル空港に到着。早速、到着ゲートにおいてサーモグラフィーによる検温が行われます。その後、入国審査、手荷物の受け取り、税関での手続きまでは通常通りになります。その後、新型コロナウイルス検査デスクにて事前に受け取っているハワイ州トラベル&ヘルスフォームのQRコードと陰性証明書の提示を行います。陰性証明書は紙での提示を求められますので、すぐに提示できるように準備をしておくことをオススメします。ここでの待ち時間を含め、終了までは約10分でした。事前の準備をしっかりと行っておけば、手続きはスムーズに進むと思います。
実際のところ、日本では帰国後14日間の自主隔離が要請されているため、なかなかハワイへの渡航は難しいかもしれませんが、新型コロナ感染の状況が改善し、日本の方々が1日でも早くハワイへ訪れてくれることを願っております。
ハワイ州観光局:https://www.allhawaii.jp/covid19/news/201028/
ハワイ州「Safe Travels Program」:https://safetravels.hawaii.gov/
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2021/01/22)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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