- 西澤律子
- バンクーバー在住フォトグラファー・ライター。1枚の写真が放つ世界の大きさと、母国語である日本語の魅力をバンクーバーで再発見。ライフスタイル・食・旅・教育・留学など、さまざまな角度からバンクーバーの魅力を発信中。
出発エリアをに変更しました。
果てしなく続いていそうなまっすぐな道をどんどん走る。最高に気持ちのいいドライブ
そう言っても過言ではないほど、ダイナミックなカナダの自然を象徴するロッキー山脈。カナダ旅行の計画を立てるのなら、カナディアンロッキーはぜひとも入れてほしい場所です。
私自身、初めてその大パノラマを見た時の感動は言葉にできないほど。それまで見た何よりも素晴らしかったのです。雪を頂いたどこまでも広がる山々の壮大な景色に、言葉を忘れ、心を奪われ…。なんて自然は大きく美しいものなのか、とその時抱えて悩みなどは一瞬のうちに吹き飛んでしまいました。大自然の成せる技でしょう。
次々に変わっていく景色に心を奪われる
旅に出て時々がっかりするのは、ガイドブックの写真の方が素晴らしかったりすること。「な〜んだ」と拍子抜けすることもあったりしますよね。ですが、カナディアンロッキーに関して言えば、想像以上に雄大なものでした。
果てしなく広がる青空のもと、山脈通り抜ける風を肌で感じていると、生命力がぐんぐん湧いてきそうなのです。そんなカナディアンロッキーを旅するのに、今が一番いいシーズン。私は今まで2回、ロッキーを訪れたのですが、1回目は9月の初旬、2回目は同じ9月の下旬でした。同じ月に旅しましたが、2週間時期がずれるだけでも、景色や温度がだいぶ違うのです。9月下旬のバンフは夜には雪がちらついていました。
横を見れば、きれいな湖が!
7、8月のロッキーも夜はかなり冷え込みますので、ダウンを用意していった方がいいかもしれません。それから、ロッキーを旅するのにはいろんな方法がありますが、行ってみてオススメは車です。運転好きで、ゆっくりしたスケジュールを組んでいるのなら、バンクーバーから車で。朝早めに出れば、夜にはレイクルイーズに着きます。
時間も運転のスタミナも……という場合にオススメなのは、バンクーバーからカルガリーまで飛行機で飛んで(1時間20分)、カルガリーでレンタカーを借りてバンフに向かうというプラン。十分、楽しめます。
ばんざーい!と叫びたくなるほどの雄大な景色
「行ってみて大変だった」という友達に共通するのは、みんなバスツアー。バスツアーもちゃんとしたいいものもあるのですが、その友達に共通したのは、「一番安いツアーで行ったら、スケジュールがタイトで、トイレ休憩が終わると景色を見る時間もほとんどなかった」というもの。
せっかくのロッキーの旅です。大自然のふところに身をおいて、ゆっくりとした時間の流れを楽しみたいですね。予算にゆとりがあるのなら、鉄道の旅もかなりよさそうです。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/08/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
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