- 西澤律子
- バンクーバー在住フォトグラファー・ライター。1枚の写真が放つ世界の大きさと、母国語である日本語の魅力をバンクーバーで再発見。ライフスタイル・食・旅・教育・留学など、さまざまな角度からバンクーバーの魅力を発信中。
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庭先にカボチャでこんな楽しいデコレーションをしているおうちも!
毎年この季節に田舎の方をドライブする楽しみのひとつは、大地を彩る鮮やかなオレンジ色。農園に行くとカボチャさんたちがゴロゴロとユーモラスな姿を表しているのであります。なんとも愛らしいカナダの秋を感じるひとこまですね。ただドライブするだけでも楽しいのですが、ぜひどこかの畑に立ち寄ってみてはどうでしょう。中には自分の畑を公開していて、カボチャを売っているところもあります。こんな楽しいデコレーションをしているところもあったり、これも、この季節のカナダのひとつの風物詩といえるかもしれませんね。
大きさや種類もさまざまなカボチャたち
そういうところは、必ず、“pumpkin patch”(カボチャ畑)の看板が出ています。畑に入ってみて驚きました。大きさや種類もさまざまなカボチャたちがずらーっと勢揃いしているんです。「カボチャってこんなに種類があったんだー!」と畑の中で握り拳に力をこめてひとり感動しておりました。色もオレンジだけでなく、白、緑、黄色、ストライプなどがあれば、形も丸いもの、楕円、ひょうたん型など、見ているだけで飽きません。そしてなんとなく気持ちまでほっこり温かくなってきます。
青空の下で輝くカボチャたち。自然の豊かさを感じるひとこま
パンプキンパッチは郊外の方に行けば、ちょこちょこあります。例えば、ハイウェイ99号からStevestonハイウェイに抜けてすぐのところにある『Richmond Country Farm』などは、25年以上も前からやっているファームです。春、夏にはストロベリーやブルーベリー、ラズベリーの甘い香りが漂い、この季節はカボチャさんが主役の畑となっています。併設のマーケットもあり、地元に人々でいつも賑わっています。ワゴンに積まれたままの新鮮な野菜や果物が、農園ならではの手頃な価格で売られているがうれしいものです。
ハロウィーンの飾りのランタン作りも楽しい時間
この季節、ハロウィーン用に買っていく人々が多く、畑は結構人で賑わっています。もちろん、スープやパイにするために料理用に購入する人もいます。私は自分の部屋の出窓に5つほど並べて楽しみました。部屋がいっぺんに明るく楽しい雰囲気に変わりましたよ。そのままでも結構長持ちするもので、数ヶ月ディスプレイが楽しめます。私も去年買った黄色いかぼちゃさんはまだ元気です。その時、友達へのプレゼントも含め10個ほどゲットしたのですが、トータルで5ドルちょっと(600円以下)で驚きました。スーパーマーケットで買う値段とは段違いに安いし、種類も豊富です。
■Richmond Country Farm
12900 Steveston Highway, Richmond 604-274-0522
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/03)
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