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海外現地発ガイド通信

BC州出身の女流画家エミリー・カーのアートを堪能する


掲載日:2010/05/12 テーマ:美術館・博物館 行き先: カナダ / バンクーバー

タグ: おもしろい たのしい ためになる 美術館


アートから知るバンクーバーの魅力

The Crying Totem(1928) 涙を流しているトーテム・ポールから伝わってくるものは・・・ The Crying Totem(1928) 涙を流しているトーテム・ポールから伝わってくるものは・・・

バンクーバーのダウンタウンのロブソン・ストリート。このメインストリートを歩くと、ネオ・クラシカルな目を引く建物があります。ギリシャ神殿のような円柱が特長のバンクーバー美術館(Vancouver Art Gallery)は、もともと1909年にBC州の裁判所として建てられ、美術館として改装されたもの。現在、カナダやBC州で活躍しているアーティストの絵画、彫刻、写真、映像アードなどを中心にコレクションしています。4フロアある館内の大きな見所といえるのが、エミリー・カーの(Emily Carr)のギャラリー。

先住民からインスピレーションを受けた作品の数々

Old Village of Gwayusdoms(1912) 当時の先住民の村の様子が垣間見える作品 Old Village of Gwayusdoms(1912) 当時の先住民の村の様子が垣間見える作品

エミリー・カー(1871〜1945)は、BC州の州都ビクトリア出身の女流画家。油絵や炭を使った彼女の作品を見ていると、先住民のインスピレーションが何かしら伝わってくるような気がします。というのも、1989年、エミリー・カーが通っていたミッションスクールは、バンクーバー島のユークレットという街に暮らすヌートカ族のコミュニティーのそばにあったため、そこを訪れた彼女は、その頃すでに失われつつあった先住民の文化、ウエストコースの豊かな自然、トーテムポールの並ぶ村の様子を描きはじめるのです。

火曜の夜はドネーション・ナイト!

Friendly Cove, c.(1930)は、炭で描かれた作品 Friendly Cove, c.(1930)は、炭で描かれた作品

また、ハイダ族、シムシアン族、トリンギット族といったほかの先住民たちのトーテム・ポールの彩色や塗法などを学び、自分の作品に取れいれていきました。ただ、当時はまだ保守的な時代であったため、彼女のアートは理解されず、作品を売るどころか絵を教える仕事につくのさえ困難な状況だったとか。そういうことを知ったうえで、彼女のアートを見ると、よりいっそう深く味わえるのではないでしょうか。
このバンクーバー・アートギャラリー、入場料は、おとな17.5カナダドルですが、火曜の夜17:00以降はドネーション・ナイトなので、5カナダドル程度の寄付金で入れます。

関連情報

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■Vancouver Art Gallery
住所: 750 Hornby St. Vancouver
電話: 604-662-4719
www.vanartgallry.bc.ca
営業 金〜月・水 10:00〜17:30 火・木 10:00〜21:00

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2010/05/12)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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