- Minato F.
- NY在住。NYで開催するファッションショー、NYコレクションメンズブランドで演出、ヴィジュアルデザインを学ぶ。日本へ帰国後、東京ガールズコレクションにてファッションイベント運営・企画を経験。その後、再びNYへ戻り独立。自身のジュエリーブランドを立ち上げ、デザイン・ディレクションをする傍ら、NYの旬なトレンド情報を発信していきます。
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掲載日:2021/01/23
Kombuchaと聞くと日本人なら誰しも昆布茶だと思うと思います。筆者もアメリカのマーケットでKombuchaと表記を見たときは、疑いもなく昆布茶と思い、日本の文化がここまで親しまれているのだと鼻高々になったのを覚えています。今になってはとても恥ずかしい過去ですが、、。
日本人にとっても親しみやすい名前のKOMBUCHAは、日本でもブームになった紅茶キノコの事だそうです。お茶で作った炭酸入りの甘酸っぱい飲み物で、発祥は中国、約2,000年の歴史があり原料は、酵母、砂糖、紅茶です。1週間以上保存し、その間に、少量のアルコールのほか、細菌や酸が飲料中に生成されます。
筆者は勝手に日本でいう酵素ドリンクと同じと考えて、定期的に摂取する様にしています。
今回ご紹介するブランドは、BREW Dr. KOMBUCHA(ブリュードクター・コンブチャ)です。比較的、どこのコンビニ、ドラッグストア、スーパーで手に入ります。
筆者が色々なKOMBUCHAメーカーを飲み比べた中でも特に飲みやすかったメーカーでした。BREW Dr. KOMBUCHAは、KOMBUCHAブランドの中でも比較的新しいメーカーで、2008年にポートランドから始まったメーカーです。設立当初は、紅茶メーカーとして始まった事から紅茶の風味がより強く感じられるのが特徴です。メーカーのポリシーとして、最初にお茶の抽出から始めるこだわりの様です。紅茶抽出タンクでは、それぞれのフレーバーの独自のレシピに従って有機紅茶と植物をブレンドし、有機きび糖と一緒にお湯で抽出して作っているそうです。
必ずチェックすべきなのは、ラベルにオーガニックの表記のUSDA ORGANICマークがあるか確認しましょう。このマークがあれば、成分は全てオーガニックであることが分かります。
アメリカ飲料のドリンクラベルに増えてきたこれらの表示ですが、健康飲料メーカーとしては、サステイナビリティーは当たり前の取組として活動内容が明記されています。これらの表記も購買するか否かの選択肢にするため、健康意識、環境意識が高いニューヨーカーは必ずチェックしています。
BREW DR. KOMBUCHAが選ばれる理由には、企業理念にも表されていると思います。公式ウェブに、”人、環境、コミュニティ、ガバナンスを同等に重視し、ビジネスに対する総合的なアプローチを積極的に提供しようとし、透明性と説明責任が私たちの組織の根幹です。私たちは、お客様とのオープンで誠実な関係を築きながら、事業を善の力とし、継続的な改善に努めます。”とはっきり記載しているからです。何をどうやって、なぜ、という箇所を明確にし、これだけ環境配慮できたという結果も見ることができます。
美味しいは当たり前、その次のステップも明確なのが人気の理由かもしれませんね。今回筆者がのんだのは、ミントレモネードでしたが、KOMBUCHAだけでも12種類以上あります。1本約$4ほどで購入できるので疲れた身体に自然な栄養を入れてあげる時におすすめです。