雨が降ると閉鎖になるアンテロープキャニオン

「グランドサークル絶景の旅/アンテロープキャニオンとホースシューベンド(前編)」からの続きです。さて、「鉄砲水が造った峡谷」ということで、アンテロープキャニオンは今でも雨が流れ込むと、非常に危険な状態になります。その場では雨が降っていなくても、上流で降れば危険なことに変わりがないので、運が悪いと天気が良くても閉鎖されていることがあるそうです。さてツアーでは、このアンテロープキャニオンとセットになっている景勝地があります。それがアンテロープキャニオンから車で15分ほどの距離にある「ホースシューベンド」です。わずかな距離とはいえ、アンテロープキャニオンとはまた違ったタイプの絶景が見られるところですよ。

グランドサークル絶景の旅/アンテロープキャニオンとホースシューベンド(後編) グランドサークル絶景の旅/アンテロープキャニオンとホースシューベンド(後編)

湾曲して流れるコロラド川の絶景、ホースシューベンド

「ホースシュー」とは馬の蹄鉄のこと。その名の通り、ここはコロラド川が馬蹄形(U字)型に湾曲して流れる場所で、その周囲を高さ300メートルのほぼ垂直な断崖が囲むという、ダイナミックな景観が見られるポイントです。この場所はナバホ族居留地の外側にあり、国立公園のエリアでもないため、誰でも自由に見に行くことができます。駐車場から徒歩約15分。何もない砂地の大地を歩いて行くと、やがて目の前に断崖が見えてきます(日陰がないのでかなり暑いです)。断崖には手すりや柵があるわけではなく、また、すれすれまで行かないと絶景が見られないので、見学はかなりスリリングなものになります(笑)。恐る恐る下を見下ろすと、コロラド川を航行する、ボートやラフティングボートがはるか下に見えることもありますよ。

全景をとらえるなら、広角レンズが必須!

この断崖、風も強いので足元にご注意ください。滑落事故もときおり起きているとか。あとは、隠れるところがないので、落雷が起きそうなときは行かないように。せっかくの絶景なので、できれば景色全体をカメラに収めたいところですが、それには広角レンズが必要です。グランドサークルの旅では、ほかにも広角レンズがあると威力を発揮する景観が多いので、レンズ交換できるカメラをお持ちなら、ぜひご持参ください。あと、ホースシューベンドは東向きなので、訪れるなら逆光にならない午前中がおすすめです。アンテロープキャニオンとホースシューベンドは、ともに近いので一緒に回れますよ。時間があれば、レイクパウエルを船で行き、「レインボーブリッジ」と呼ばれる、岩の天然の橋を見に行くツアーもオススメです。グランドサークルを代表する絶景、ぜひお楽しみください!