アトランタは南部の商業、経済の中心地

アメリカ南部最大の都市と言えば、ジョージア州・アトランタ。1996年に夏季オリンピックが開催されたことでも有名ですよね。コカ・コーラやデルタ航空、CNNなどの世界的大企業が本社を構えるアトランタは、南部の商業や経済の中心地でもあります。しかし大都会ならではの華々しい雰囲気がある一方で、残念ながらアトランタの治安は決して良いとはいえません。

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全米でも有数の犯罪都市、アトランタ

以前は全米でも有数の犯罪多発都市だと言われていて、特に殺人事件の発生率が高く、人口10万人あたり30件を超えていたのだとか。アメリカのある調査会社が発表している「全米の危険な都市ランキング」において、1990年代は2年連続でワースト1に選ばれてしまったほどです。アトランタにおける犯罪率の高さは、貧困率と失業率の高さが大きな要因だと言われています。

鉄格子の窓の落書きが、治安の悪さを物語る

実はアトランタ市の人口の6割はアフリカ系の住民で占められていて、特に市南部には全米有数の貧困地域が広がっています。以前アトランタを訪ねた際、貧困層の住むエリアを車で通過したことがあるのですが、ガソリンスタンドの窓には鉄格子が嵌められていました。またお店の壁や路面など至るところに落書きがされていて、町全体が荒んでいるようでした。

アトランタで体験した、ちょっと怖い出来事

煙草を吸う友人がレストランやガソリンスタンドなどの店先で喫煙していると、アトランタではよく見知らぬ人から「煙草を1本恵んでほしい」と声をかけられると話していたことがあります。それにわたし自身も、アトランタのスーパーマーケットの駐車場で黒人の年配男性に「ガソリン代がないので小銭を恵んでほしい」と言われたことが。断ったもののかなりしつこくされ、車に乗り込んだ後も窓ガラスをたたかれたりしたのでかなり怖い思いをしました。もちろんこうしたことはアトランタに限らずどの大都市でも起こるのでしょうが、アメリカへ来て初めて体験したのがアトランタだったので、「やはり大都市には様々な人がいるんだな」と改めて実感しました。

宿泊するエリアの治安は事前に確認を

アトランタでも比較的治安が良いとされているのが、バックヘッドやサンディスプリングスなどを含む市北部で。この辺りは裕福な層が住むエリアです。また最近はミッドタウンの治安も良くなってきているとか。ホテルを決める際には、事前に周辺の治安を確認することがアトランタでは特に大切。それが一人旅ならなおさらですよね。