アトランタで生まれた、世界的な名作

アメリカ南北戦争を背景に、南部の女性の半生を描いた「風と共に去りぬ」。1936年に出版されたこの物語は後に映画化され、今でも世界的な名作として多くの人々に愛されています。そしてこの名作が生まれたのが、アトランタ。作者のマーガレット・ミッチェルはアトランタで生まれ育ち、生涯にわたって小説を書き続けたそうです。

名作「風と共に去りぬ」に思いを馳せながら、映画にまつわる地を巡るアトランタの1日 名作「風と共に去りぬ」に思いを馳せながら、映画にまつわる地を巡るアトランタの1日

まずはマーガレットが住んでいた家を訪問

「風と共に去りぬ」縁の地を巡る旅、まずはこの超大作を書き上げた作者の家(アパート)、「マーガレット・ミッチェル・ハウス」を訪ねます。ここへは地下鉄「ミッドタウン」駅から、歩いて2分ほど。建物の1階には彼女の写真などが展示され、その他にも実際に彼女が使用していたデスクやソファ、タイプライターのレプリカなども見ることができます。ちなみに隣には映画の博物館が新設され、たらの家のドアやスカーレット・オハラのドレスなどが展示されています。

映画で使われたコレクションは必見!

次はアトランタから車で北西へ30分ほど走ったところにある、マリエッタという小さな町の「風と共に去りぬ」博物館へ。ここではスカーレット・オハラ役のビビアン・リーが映画の中で着用していたドレスを始め、実際に使用されたコレクションが並べられています。さらにマーガレット・ミッチェルのサイン(しかもフルネーム)が入った、とても珍しい初版本もありました。ちなみにこれらのアイテムはすべて個人の持ち物で、マリエッタ市に貸し出しているのだそうす。そういうところがなんだかとてもアメリカっぽいですよね。

小さいけれど興深い「タラへの道」もぜひ

作中に登場する「タラ」は、物語の中だけの架空の地ですが、「モデルとなった地がどこかにあるはずだ」と研究者の間で長年議論されてきました。そして小説内での距離や方角で割り出した結果、「タラはジョーンズボロにあったのではいか」との結論に至ったそうです。そんなわけでこのジョーンズボロの観光案内所には現在「タラへの道」という小さな博物館が併設されていて(日曜定休)、世界中の「風と共に去りぬ」ファンが訪れる名所になっています。アトランタを訪れたら、ぜひ名作の旅を堪能してください。