地方の歴史博物館としては国内最大規模

ダウンタウン・アトランタの北側、高級住宅街であるバックヘッドに「アトランタ歴史センター(Atlanta History Center)」はあります。13ヘクタール(33エーカー)にも及ぶ敷地内には6つの庭園もあり、アメリカ国内の地方歴史博物館としては最大規模を誇っています。

国内最大規模を誇る「アトランタ歴史センター」で、アトランタの歴史と文化を学ぶ 国内最大規模を誇る「アトランタ歴史センター」で、アトランタの歴史と文化を学ぶ

南北戦争に関する膨大な数の展示物は必見!

とにかく巨大な博物館、館内には19世紀のアトランタの文化を伝えるコーナーや、陶芸、キルトなど南部の伝統工芸品、実際に触ることのできる展示物もあります。個人的に興味深かったのは、「KKK(クー・クラックス・クラン)」のコスチューム。暗い歴史にもかかわらず、きちんと展示されていました。そしてなんと言っても、このセンターの目玉は南北戦争に関する膨大な数のコレクション。当時の写真など開始直前から時系列で展示されているので、とても分かりやすいです。他にも実際に使用された武器や軍服、靴、遺品などが展示されていました。

敷地内には価値ある歴史的建造物も

広大な敷地内には、歴史的建造物としても価値のある「タリー・スミスハウス」や「スワンハウス」も。中でも「タリー・スミスハウス」は1840年代に建てられ、南北戦争時代から今に残る数少ない建物として大変貴重です。別棟になっている厨房や奴隷小屋など、南北戦争以前の生活を垣間見ることができますよ。そして簡素な「タリー・スミスハウス」と違って当時の贅を極めた「スワンハウス」は、1928年に建てられた由緒ある邸宅。白鳥をモチーフにしたインテリアが多いことから、「スワンハウス」と呼ばれるようになったとか。住居エリアはもちろん、図書室から厨房、パントリー、庭園に至るまで一般公開されています。

見学後は敷地内の庭園をのんびり散策

常設展示を見学するだけでも半日以上はかかると言われる「アトランタ歴史センター」ですが、それらを堪能した後ぜひ散策してみたいのが建物の周囲を取り囲む6つの庭園。アトランタ原生の植物はもちろん、野菜畑や珍しい花々が咲くコロニアル風の庭園などたくさんの緑に癒されますよ。