チャタヌーガに実在する鉄道駅だったホテル

今年のクリスマスは、いつもとちょっと違うホテルにステイして特別な思い出を作りませんか? アトランタからドライブすること約2時間、ジョージア州とテネシー州の境にあるチャタヌーガには、鉄道のターミナルを改装して造られた「チャタヌーガ・チューチュー・ホリデイ・イン」があります。ここでは駅のロビーだったところがそのままホテルのロビーとして使われていて、さらに客車もレストランや宿泊施設として利用されているとか。当時の雰囲気を残しつつもホテルとして機能している館内は、通常のホテルとはまた違った独自の空間が広がっています。しかもホテルにいながら列車の中にステイできるなんてなかなかできない体験だけに、なんだかワクワクしますよね。

広大な敷地内には蒸気機関車などの展示も

客車以外の宿泊棟も含め、とにかく広大なホテルの敷地。屋外には当時の鉄道のレールや踏み切り、さらに市電や蒸気機関車などが展示されていて、子ども達の絶好の遊び場になっているようです。そして当時駅のホームだったところには、レトロな写真館やギフトショップなど、さまざまなお店が。さらに隣接するショッピングモールには、かなり大きなミニチュアトレインが展示されていて、こちらも子どもたちに人気です。

チャタヌーガ・チューチューと言えば?

ところで「チャタヌーガ・チューチュー(Chattanooga Choo Choo)」といえば、グレン・ミラー率いるビッグ・バンドが1941年に発表したジャズの楽曲を思い浮かべる人も多いはず。そもそもこの「チャタヌーガ・チューチュー」とは、シンシナティ市(オハイオ州)が建設した公共鉄道「シンシナティ・サザン鉄道」が、1880年に運行を開始したシンシナティ発チャタヌーガ行きの旅客列車の愛称なのだそう(「チューチュー」は赤ちゃん言葉で「汽車ぽっぽ」の意味)。とは言え本来の意味よりも曲の方が有名になり、結果的にこの曲がチャタヌーガの知名度を全国的に広めることになりました。