方向音痴の人でも迷わず歩いて観光できる道

アメリカのボストンほど、歩いて観光しやすい町はないかもしれません。市内中心部にある広大な緑の公園、「ボストンコモン」から、赤いラインのフリーダムトレイル沿いに歩けば、旧州議事堂やボストン虐殺地跡などの歴史的な場所はもちろんのこと、クインシーマーケット、歴史的な木造の建造物が保存されているポール・リビアの家など、ボストンの主だったところを自動的に回れるのです。始点から終点まですべて歩いて、丸1日の行程になります。この道は、もとはイギリスの農村部を楽しく歩く道「フットパス」を参考に作ったのではないのかなあと僕は思っています。なにしろイギリスでは100年の伝統を持ち、足跡の表示がトレードマークになっています。日本でも、日本フットパス教会ができて、東京都の町田市や北海道全域などで徐々に普及しているようです。

ボストンの贅沢〜ロブスターを食べたい! ボストンの贅沢〜ロブスターを食べたい!

まずはクラムチャウダー

観光途中のランチで、あるいはたっぷり歩いたあとの夕食で、絶対に食べたのがクラムチャウダーにロブスターです。ボストンのクラムは大ぶりなハマグリを使うのが特徴です。どの店でも大盛りですので、クラムチャウダーとパンを食べれば、それだけでお腹がいっぱいになってしまいます。1826年にできたボストン最古のレストラン「ユニオン・オイスター・ハウス」は日本人にも有名ですね。木調の店内は、伝統を感じさせてくれます。その割には格式ばったところもなく、気軽に入れるお店です。クインシーマーケットの中のお店でざっくばらんにロブスターに舌鼓を打つのもいいですね。小さいもので3000円弱くらいからです。あと安いのは、やはりロブスターの獲れる港町まで足を延ばしてみることです。それがボストン北部の町ロックポートです。

ロブスターを安く食べるなら、漁師町まで行ってみる

ボストンのノースステーションからコミューターレールに乗ります。最終駅のロックポートまで約1時間です。小さな町ですが、土産物屋も多く、もちろんロブスター屋もあって、ボストンの半値くらいで食べられます。ロブスターは、肉厚の爪のところが甘くておいしいですねえ。僕なら二尾は食べられます(実際食べました)。ロブスターはちょっと高くてという方にお勧めなのが、ロブスターロールです。これはホットドッグのパンに、これでもかというくらいロブスターの剥き身がはさんであります。溶かしバター味か、マヨネーズ合えが定番です。評判店は「ネプチューン・オイスター」、「アイランド・クィーク・オイスター・バー」、「ジェームス・フック&カンパニー」などです。ロブスターロールでも、ポテト付きで2000円弱します。それでも食べたいですよね、ロブスター。間違いなくうまいです!