アメリカ中が熱狂する自動車レース

アメリカで大人気のモータースポーツと言えば、なんと言っても「NASCAR」。日本やヨーロッパとはひと味違う形式で、オーバルコースでのレースをメインに行われています。ほぼ毎週開催されるレースは常に超満員、もちろんテレビでも放映されています。当初は市販車両を使用して行われていたそうですが、60年の歴史の中で進化。現在では市販車とはまったく異なるレース専用車両で、毎回手に汗握る白熱のレースが展開されています。

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「NASCARの聖地」、シャーロット

そんな「NASCAR」の聖地とも呼ばれているのが、ノースカロライナ州シャーロット。最高峰のレース「スプリント・カップ」に参戦するほとんどのチームが、ダウンタウン郊外に大きなファクトリーを構えているほどです。ちなみにそれぞれのファクトリーは、自由に見学することが可能。工場内にはショップも併設されていて、グッズを買い求めるファンの人たちで連日賑わっています。

目の前で繰り広げられるレースに大興奮!

シャーロットのダウンタウンから15マイルほど北上したところにあるのが、「ロウズ・モーター・スピードウェイ」。1.5マイルのオーバルトラックをぐるりと囲む観客席は、なんと合計16万7000席! これはNASCAR開催コース屈指の席数だそうです。さらにインフィールドには、5万人の観客を確保できるスペースもあるとか。そんな大迫力の観客席から臨めるのは、1周をフルスロットルで駆け抜けることができる超高速オーバルコース。時速185マイル(約298km/h)で走るマシンたちの姿は、まさに鳥肌もの! この感動は、実際に観戦してみないと分かりません。

最新設備と新しい観戦スタイルを次々に導入

実はこの「ロウズ・モーター・スピードウェイ」、NASCARで初めてナイトレースを導入したことでも有名なのだそうです。これをきっかけに、NASCARは単なるレースイベントからアメリカ中が熱狂するスポーツエンタテイメントへと変貌しました。さらにはターン1の外側に、常設コンドミニアムを建設。なんとレース開催中自分の部屋のリビングから観戦できるという、ファンにはたまらない試みを実施したのです。他にもグランドスタンド最上階にラグジュアリー・スイートを新設し、食事やアルコールも楽しめる観戦スタイルを確立。こうしたスタイルはその後、オーバルレースのトレンドとなっていったのです。