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旅先でふと流れてきた音楽を聴いた瞬間が、感動のクライマックスになることも(前編)


掲載日:2018/10/16 テーマ:オペラ・音楽 行き先: アメリカ合衆国 / シカゴ

タグ: ひとり旅 カフェ ショッピング 音楽 街歩き


偶然に聴く音楽も、旅の思い出となる

旅の感動はいろいろなところに潜んでいて、私たちを驚かせます。その1つに、外を歩いていてふと耳にする音楽があります。旅の途中、流れてきた曲に個人的な思いが加わって感動の嵐となった、なんて経験はありませんか? 携帯型音楽プレイヤーなどで能動的に聴くのとは違い、ふいをつかれるというのがポイントです。今回はそんな、旅とBGMの関係について考えたいと思います。

地元のバンドの曲をデパートで聴く

ウィルコのアルバム・ジャケットの写真に使われた、シカゴのマリーナシティのツインタワー ウィルコのアルバム・ジャケットの写真に使われた、シカゴのマリーナシティのツインタワー

まず1つのシチュエーションとして挙げられるのが、「その土地ゆかりの曲が流れてくる」というパターンです。これはけっこうよくあることではないでしょうか。たとえばアメリカのシカゴ。この地ゆかりのミュージシャンは多いですが、私が大好きなバンド、ウィルコもここを本拠地としてきました。シカゴの通りを歩きながら、私の目にはウィルコの街として風景が映っていましたが、高級デパートの靴売り場にいたとき、ふいに彼らの曲がかかったのです。「こんなところでかかるとは」と少し意外でしたが、さすが地元だと思いました。こうして外で流れているのを聴くのは初めてです。「ここにいる人たちは、きっとみんなこの曲を知っているんだろう」などと妄想し、ニヤニヤしながらひとり感動に浸りました。

ご当地ソングを突然、耳にする喜び

偶然流れてきた曲“Boston”に感動した、ボストンの町 偶然流れてきた曲“Boston”に感動した、ボストンの町

またボストンに行ったときのこと。ドーナツ店のカウンターに座っていたら、オーガスターナの「Boston」が流れてきました。歌詞とメロディがせつない、名曲ですね。曲がヒットしてから何年も経っていましたから、そのタイミングでかかった偶然も感動に拍車をかけました。忘れていた記憶がよみがえり、そうだ、ここはこの曲の舞台じゃないかと思い出したのです。本物の町で、私はこれを聴いているのだ…、そう思うと旅行に来た喜びと共に、音楽が心にしみて涙が出そうになりました。まわりを見ると、お客さんも店員さんも、誰も曲など気にとめていないようでしたが。

台湾の旅でJ-popを知る

「海外で日本の曲が聴こえてきてハッとする」、そんなシチュエーションもありますね。台湾でのこと。最近はK-popが主流になっているようですが、少し前までは台湾ではJ-popが大人気で、お店に入ると流れてくるのは日本語の曲ばかりでした。私は邦楽をほとんど聴かないので、台湾を旅行中は日本にいるときより邦楽を聴いたと思います。「こんな曲があるのか」「こんな人がいるのか」などと、台湾で日本の情報を得るのは不思議で楽しいものでした。台湾のラジオDJが中国語で話す合間に、ときおり日本語を混ぜたりするのも、日本でDJが英語を混ぜるのと似ていておもしろかったです。(後編へつづく)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/10/16)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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