大リーグ球団のない州もある?

アメリカ合衆国は文字通り、州が集まってできた国で、ハワイ、アラスカを含めて全部で50の州があります。50州のうち、大リーグ球団がない州はいくつあるか、ご存じですか?大リーグの球団数は30なので、30州にまたがって均等にあるのかと勘違いしてしまう方も多いでしょう。1チームだけある州が9個、2チームある州が7個、5チームある州が1個で、カナダに1チーム、ワシントンDCに1チームあるので、大リーグがない州は33もあります。今回は大リーグチームが2つあるオハイオ州のチーム、シンシナティ・レッズとクリーブランド・インディアンスについて紹介します。

大リーグ野球を観戦しに、オハイオ州のシンシナティとクリーブランドに行ってみよう! 大リーグ野球を観戦しに、オハイオ州のシンシナティとクリーブランドに行ってみよう!

オハイオ州、シンシナティとクリーブランドって、どんな町?

オハイオ州はアメリカ北部にあり、エリー湖を挟んでカナダに面しています。ドイツ系の移民が多いせいか、働き者が多い州といわれていて、自動車製造などの工業が発展しています。著名人も多く、映画監督のスティーブン・スピルバーグはシンシナティ出身、映画俳優のポール・ニューマンはクリーブランド出身です。面積が116平方キロメートルあるオハイオ州は北海道よりも広く、シンシナティは南西、クリーブランドは北東と、互いに端同士に位置しています。

シンシナティ・レッズとクリーブランド・インディアンス

シンシナティ・レッズは1882年創設、クリーブランド・インディアンスは1901年創設と、オハイオ州の球団はどちらも古くからあるチームです。ワールドシリーズ優勝はレッズが5回、インディアンスが2回、リーグ優勝はレッズが9回、インディアンスが5回と戦績はレッズが上回っています。インディアンスは1989年に映画「メジャーリーグ」で弱小球団のモデルとなるなど成績不振が続きましたが、1995年以降は復活して7回も地区優勝しています。レッズはナショナルリーグ、インディアンスはアメリカンリーグと別リーグに所属するため、両チームの対戦はインターリーグと呼ばれる交流戦がメインとなります。

バトル・オブ・オハイオとは?

レッズとインディアンスの試合は、南北戦争時の闘いにちなんで「バトル・オブ・オハイオ」と呼ばれ、オハイオ州の住民に大人気です。2014年は4試合戦って、レッズが3勝、インディアンスが1勝という結果になりました。4試合のうち2試合はレッズの本拠地、シンシナティのグレート・アメリカン・ボール・パークで、残り2試合はインディアンスの本拠地、クリーブランドのプログレッシブ・フィールドで行われました。アメリカを肌で感じるにはアメリカ人と一緒に楽しむのが一番、あなたもバトル・オブ・オハイオを観戦しにオハイオ州まで出かけてみませんか? 観光地にはない興奮をスタジアムで味わってください。