ハブ空港とはどんなところ?

自転車の車輪をイメージしてみてください。車輪を支える何本もの細いスポークが中心に集まっていますが、その細いスポークが飛行機の路線で、それが集まった中心部がハブです。年間1万人以上が利用する空港が700近くあるアメリカでは、拠点となる空港(ハブ)に地方からの便をいったん集め、そこから各地へ飛んだほうが、効率よく運航ができます。もちろん大都市の空港間には直行便がありますが、ちょっと小さな空港に行く場合、こういったハブで乗り継ぎをして向かうことが多くなります。

アメリカの空港での乗り継ぎ。ハブになっている巨大空港では、立ち止まって確認をすることが大切です アメリカの空港での乗り継ぎ。ハブになっている巨大空港では、立ち止まって確認をすることが大切です

有名な都市の空港より大きな、ハブが置かれた拠点空港

巨大空港というと、ニューヨークやロサンゼルスといった大都市の空港をイメージしますが(もちろんそれらの空港も相当大きいですが)、アメリカでは各航空会社のハブのほうが巨大です。アメリカン航空のハブである、ダラス・フォートワース国際空港、ユナイテッド航空のハブであるデンバー国際空港、デルタ航空のハブであるアトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン国際空港などは、アメリカを代表する巨大空港です。

乗り継ぎの際は、途中で何度か立ち止まってゲートを確認

アメリカでは国際線から国内線の乗り継ぎの際は、ターミナルを移動することが多いのですが、ハブ空港の場合は同一航空会社の国内線同士の乗り継ぎでも、ターミナルを移動する必要があるケースがたくさんあります。全米各地から到着し、全米各地は出発するわけですから、とにかく便数が多い。出発モニターで便名と目的地を確認してゲートの番号がわかっても、途中で何度か立ち止まってゲート番号をチェックしましょう。筆者もゲート番号を確認して移動を始めたのに、到着したらゲートが変更になっていて、別のターミナルに走っていったことがあります。

乗り継ぎに余裕があるなら、空港を楽しむのも一考

乗り継ぎ便に余裕があるなら、アメリカならでは巨大空港を散策してみましょう。出発ゲートのあるコンコースに入るには保安検査を受ける必要がありますが、ターミナル内は自由に歩くことができるので、巨大空港のスケールを実感することができます。ニューヨークのJFK空港など、ターミナル間をエアトレインという無料のモノレールが走っているところも多いので、移動もそれほど大変ではありません。どの空港も個性的なデザインなところが多く、建築に興味のない人でも、建物の形やレイアウトの違いを楽しむことができるでしょう。