車社会を支えるフリーウェイ

その2からの続きです。さて、車社会のアメリカを支えるフリーウェイ。もともとは一般道路のように信号などによる停止がない立体交差構造からフリー(free)と呼ばれたそうで、通行料が無料であるからフリーと呼ばれたのではありません。通行が有料のフリーウェイも存在します。アメリカでフリーウェイが誕生し、発達を始めたのは1940年。最初のフリーウェイがどれであるかという問には諸説あるようですが、一般的にはカリフォルニア州ロサンゼルスとパサディナを結ぶ「アロヨセコ・パークウェイ」が最初にできたフリーウェイということになっています。ちなみにこの道はダウンタウンとパサディナを南北に走る道。この道はかなりカーブがきついフリーウェイで、運転好きにはたまりませんが、注意して運転するようにしてくださいね。

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高速道路との違いは?

ほとんどが通行無料なので、料金所などはありません。州の境目を通るフリーウェイには料金所のようなものがある場合もありますが、それは料金所ではなくいわゆる税関のような通行監視の施設です。料金所がないのでスペースを確保しやすい分、都会のフリーウェイにはたくさんの出入り口があります。出入り口は主にストリート(出入り口がある道路)の名前になることが多いですが、番号でも表記されています。最初はなかなか覚えづらいと思いますが、ストリートの名前を覚えていくと移動が楽になるので覚えていきましょう。

突如現れる謎のレーン?

高速道路との最も違う点は「カープール」と言われるレーンがあること。これはフリーウェイの一番左側に現れるのですが、車に2人以上乗員しているときのみ走ってもいいレーンなのです。ロサンゼルスでは車の多さからなる渋滞が深刻で、なるべく相乗りを増やして台数を減らしたいという政策です。一人1台車を所有していると言っても過言ではない社会では、一人で運転している人が多くいます。通勤ラッシュの時など渋滞しているときはカープールがとても快適です。なるべく相乗りしてカープールを利用しましょう。

有料の区間はどこなのか?

一点だけ注意しなければいけないのが、ダウンタウンから南へ走る110号のフリーウェイが最近、有料のレーンになったこと。このレーンを通行するには、ETCのような機械を搭載しなければいけません。これは、一人しか車に乗っていない場合でもお金を払えばカープールレーンを走れるというシステム。通行料金は時間帯や渋滞状況によって変わり、電光掲示板に表示されています。レンタカーにこの機械が搭載されているものはまだ少ないので注意しましょう。