スキミング被害が多発している

クレジットカードを使うときには「スキミング」という犯罪に巻き込まれる可能性が常にあります。これはカードを使うときに、カード番号などの情報が盗まれ、他の場所で使われてしまうもの。目の前でカードの処理をしていても、別の場所に仕掛けられた装置で電子情報を巧妙に盗むこともあります。犯罪に巻き込まれるといっても、その場で気が付くことはまずなく、後日カードの明細に身に覚えのない請求を見つけて、あるいはカード会社から連絡があって、初めてスキミングの被害にあったことがわかるケースがほとんどです。

カードの不正使用事件が多発? クレジットカードを使ったら、後日送られてくる明細を必ずチェック カードの不正使用事件が多発? クレジットカードを使ったら、後日送られてくる明細を必ずチェック

行ったことがない国からレンタカー代の請求が

筆者にも経験があります。あるときカード会社から電話がありました。
「○○様でいらっしゃいますね。先月コスタリカでレンタカーを借りましたか?」
コスタリカには行ったことがないと告げると、「○○様のカードの支払いで、先月コスタリカで4回レンタカーが借りられているようです」と報告してくれました。不自然な請求だったので、確認するために電話をくれたようです。カードはすぐに使用停止になり、後日新しいカードを送ることが告げられました。またレンタカーの請求は、明細書に記載されるが、カード会社が相殺するので支払いは発生しないなど、わかりやすく電話で説明をしてくれました。きっとこのような事例はたくさんあるのでしょう。

2か月前にLAで盗まれたカード情報

後日届いたカードの明細を見ると、確かにコスタリカのある町でレンタカーが借りられており、すべて金額が異なる、900〜990ドルの金額での支払い記録が4回ありました。きっと1回で1000ドルを超えるような高額な支払いはすぐにチェックされるのでしょう。上限ぎりぎりでカードを不正使用したことがよくわかります。スキミングに遭った記憶はまったくないのですが、この不正使用がされる2か月ほど前にアメリカのロサンゼルスに1週間ほど滞在していました。たぶんこの時にカード情報が盗まれたのでしょう。カードを使ったのは普通のレストランやお店。怪しげな店で使った記憶はなく、どこでそんなことが起こったのか、まったく心当たりがありません。

カードの明細を必ず確認すること

今回はカード会社から連絡があって被害に遭わずに済みました。電話がなかったとしても、行ったこともない場所で支払いが発生していて、さらに金額が高額なので明細が届いた時点で気が付くでしょう。でもこれが行ったことがある場所で、さらにさほど高い金額でなかったらどうでしょう。カードの支払いは銀行口座からの引き落としになっているので、気が付かずに支払ってしまうかもしれません。このことがあってから、カードの控えをきちんと整理して、明細書が届いたらひとつずつ支払いをチェックするようになったのは、言うまでもありません。みなさんも、明細書をチェックする癖をつけることをお勧めします。