日本のGW時期に、メンフィスで行われる音楽フェス

今年(2016年)、ニューオーリンズで毎年開催される音楽フェスの「ニューオリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスディバル」に行ってきました。日本ではちょうどゴールディンウィーク(以下GW)前後に行われるフェスなので、見に行く日本人も少なくありません。フェスは2週の週末に渡って行われるので、私はその間にメンフィスに飛びました。平日にメンフィスを観光し、また週末になったらニューオーリンズに戻るという具合です。ところがメンフィスに着いてから、こちらでも似たような音楽フェスがあることを知りました。これは日本では、ほとんど紹介されていないフェスです。あらかじめ知っていたら、ニューオーリンズに戻らずにそのままメンフィスに滞在していたでしょう。今回紹介するのは、そのメンフィスの音楽フェス「ビール・ストリート・ミュージック・フェスティバル Beal Street Music Festival」です。

ミシシッピ川のほとりで毎年開催される音楽フェス ミシシッピ川のほとりで毎年開催される音楽フェス

メンフィスの音楽の象徴、ビール・ストリート

タイトルにもなっている「ビール・ストリート」とは、メンフィス市内で一番にぎやかな繁華街。禁酒法時代は“もぐり酒場”があったと言われ、戦後は黒人たちが集まり、ジャズやブルースの生演奏がくりひろげられた通りです。今も20軒以上のライブバーが軒を連ねて、毎夜多くの観光客がやってきます。いわばメンフィスの音楽シーンの象徴なのですが、その名を冠したフェスは、そこから徒歩15分ほどのミシシッピ川の川岸のグラウンドで行われます。2016年の開催日は、4月29日の金曜から5月1日の日曜までの3日間。ちょうど日本のGW中です。2015年は5月1〜3日でしたが、金〜日曜日というのは変わらないので、日本のGW休みでちょうど行けますよ。チケットはインターネットでも買えますが、当日でも問題なく買えるようです。

メンフィスの音楽の中心、ビール・ストリート メンフィスの音楽の中心、ビール・ストリート

どんなアーティストが出演するの?

フェスの規模はニューオーリンズより小さいですが、ステージはメインステージやサブステージなど4つほどあります。会場が市内のダウンタウンから歩いても行ける距離、というのがいいです。ラインナップを紹介したほうが、どんな音楽フェスかイメージしやすいですよね。2016年は4月29日の金曜は17時開場。ニール・ヤング、ウイーザー、メイヴィス・ステイプルズらが登場。ニール・ヤングの出番は22:40と遅い!(笑) 翌30日は13:00開場で終演は24:00。出演はメーガン・トレイナー、ベター・ザン・エズラ、ロス・ロボスら、最終日の5月1日も時間は同じで、ポール・サイモン、ベックなど。アメリカ音楽ファンなら、見に行ってみたいと思うラインナップでしょう。ちなみに2015年のラインナップは、レニー・クラビッツ、フレイミング・リップス、スラッシュ、ジョン・フォガティ、パーラメント、エド・シーラン、ウィルコでした。

チケット代が安いのも魅力です!

そしてチケット代が、日本のフェスに比べると、とても安いんです! 1日券が45ドル(約5000円)、3日通し券が105ドル(約1万2000円)です。期間中はホテル代が値上がりしているかもしれませんが、それでも行ってみたくなりませんか。メンフィスにはロックやブラックミュージック好きにはたまらない、サンスタジオ、スタックススタジオ、ギブソンギター工場、エルヴィス・プレスリーの邸宅グレイスランドがあります。ニューオリンズやメンフィスと合わせて、アメリカ音楽巡礼の旅をしてみませんか? これからのラインナップはhttp://www.memphisinmay.org/beale-street-music-festivalで確認してみてください。