センスが悪かった? エルヴィス

グレイスランドへの旅・その3からの続きです。ジャングルルームは、彼の最後のアルバムとなった音源の大半が録音された場所でもあります。彼の録音はナッシュビルのスタジオが多かったのですが、晩年はここにミュージシャンを呼んで録音していました。全体的に邸宅内の装飾は、ゴテゴテしています。センスはハッキリ言って良くはないですが、それがまた、映画などで良く戯画化されるアメリカの成金趣味を見ているようで面白いです。もっともそう思うのは日本人だからでもなく、アメリカでも「10セントの価値もない」と手厳しく批判する人もいます。それも含めて、こうしたアメリカの邸宅を見てみるのも、日本人にとっては貴重な文化体験となるでしょう。

エルヴィスとその家族の墓を見学する人々 エルヴィスとその家族の墓を見学する人々

最後はエルヴィスのお墓参りに

さて、見学コースは邸宅を出た後も続きます。敷地内には仕事のオフィス、射撃場、馬場、博物館があります。博物館では、彼のゴールドレコードがずらりと並んで壮観です。映画で使った衣装や、エルヴィスといえはおなじみのあのジャンプスーツが並んだ部屋もあり、つい見とれてしまいます。音声解説の英語版には、娘であるリサ・マリーの思い出話などもあり、なかなか興味深いものがあります。そして最後は、「瞑想の庭」と呼ばれている場所。ここには、エルヴィスと両親、祖母などが葬られています。ここにエルヴィスが眠っているのかと思うと感慨深いものがありますね。墓石に「エルヴィス・アーロン・プレスリー」と記されているのがそうです(隣の墓石の「ヴァーノン」は父親)。

その他にはどんな施設があるの?

グレイスランドの見学が終わったら、再びミニバスでチケットセンターへ。ここの建物にはレストランや土産物屋(もちろんエルヴィスグッズしかありません!)、そしてエルヴィス所有の自動車を展示した自動車博物館などがあります。隣接した敷地には、エルヴィスのプライベートジェットが2機。リサ・マリー号とハウンドドッグ2号が展示。その先には、エルヴィスの生家を再現したテュペロハウス、ハワイをテーマにした展示室、ハードブレイクホテルがあります。アメリカの古い車に興味がある人なら、自動車博物館でピカピカのキャデラックを見るのは楽しいと思います。

観光の所要時間は?

グレイスランドの観光は、音声解説を聞きながらゆっくり回ると約1時間。博物館などの施設も見ると2〜3時間は見ておいたほうがいいでしょう。なので入場は遅くとも閉館の2時間前ぐらいに来ておいたほうがいいでょうね。お土産も買いたいでしょうし(笑)。開館時間は毎日9:00〜17:00(冬季休館あり)。ダウンタウンに戻る最後のサンスタジオシャトルは、18:00なので乗り遅れのないように! 開館時間や料金の詳細は、公式ウエブサイトをチェックしてみてください。www.graceland.com