ニューオーリンズの名所となったカフェ

アメリカ南部、ルイジアナ州にあるニューオーリンズの観光の中心は、「フレンチクオーター」と呼ばれる19世紀の街並みが残る旧市街です。このエリアの建物はどれも趣があり、フラフラ歩きが楽しいのですが、にぎやかな夜に比べ朝はあまりお店が開いていません。朝食付きでないホテルの場合、食べに行くところが見つからなくて困ることがあります。しかしこのフレンチクオーターには、24時間営業の名物カフェがあります。ここで名物の「ベニエ」を、朝食代わりに食べてみませんか。

ニューオーリンズ名物のベニエと、チコリ入りコーヒーを飲んでみよう ニューオーリンズ名物のベニエと、チコリ入りコーヒーを飲んでみよう

行列を作っても人々が食べる人気スイーツ「ベニエ」とは?

ジャクソン広場に面した「カフェ・デュ・モンド(Cafe du Monde)」(www.cafedumonde.com)は1862年創業という、カフェが多いニューオーリンズの中でも老舗中の老舗です。そのため、今や単なるカフェではなく、「観光名所」としてガイドブックにも掲載されているほど。日中は、いつもお店の前に長い行列ができています。とはいえ回転もいいので、列の長さの割には早く入れるかと思います。列は2つあり、ひとつはテイクアウトの列なので、並ぶ時にまちがえないでくださいね。このお店の名物が「ベニエ」です。ベニエとは穴が開いていない四角いドーナツのこと。からっと揚げたベニエ自体はほのかな味しかありませんが、これにたっぷりの粉砂糖をかけて食べるのです。昔懐かしい“揚げパン”のような感じですよ。これが一皿(3個)で2.42ドル(約280円)です。

お店のコーヒーにも、ひと味工夫がある

このベニエと一緒に頼むといいのが、これまたこの店の名物のチコリ入りのカフェ・オ・レ(2.42ドル)です。チコリはハーブ野菜で、ここではその根を挽いて焙煎したものがコーヒーにブレンドされているのです。珍しいですよね。他にもミルクやアイスコーヒー、コーラなどの炭酸飲料もありますが、食べ物はこのベニエだけ。しかしみなさん、ほぼ100%このベニエを楽しみに来ているので問題ありません。とにかく店員も忙しそうなので、応対はそれほど良くはありませんが、待っていれば注文を来てくれますよ。ベニエにかかっている粉砂糖は細かく軽いので、そっと食べないと周囲に粉が吹き飛んでしまうので注意。なのでたいていのテーブルは、お客が帰った後は粉が飛び散っています(笑)。

日本でも食べられるデュ・モンドの「ベニエ」

このカフェ・デュ・モンド、日本にも店舗(www.cafedumonde.jp)が12店舗あります。ちゃんとチコリ入りのカフェ・オ・レやベニエもありますよ。さらに日本独自?の、ニューオーリンズにはないディップやシナモンシュガーをつけて食べるといったメニューもあります。日本でニューオーリンズ気分を味わうのもいいかもしれませんね。