アメリカ南部では、知らない人もお友達?!

ニューオーリンズのデパートで、レジ待ちをしていた時のことです。わたしの前に並んでいたおばさまが振り返り、「あなたのヘアスタイル、とっても素敵ね。誰に切ってもらったの?」と突然話しかけてきました。最初は驚いたわたしでしたが、おばさまの口調がまるで友達に話すように自然な感じだったので、わたしも安心しておしゃべりを楽しむことができました。実はこうしたことはニューオーリンズ滞在中に何度かあって、気さくに話しかけてくれる人たちがほとんど南部出身だったのです。そのことをルイジアナ出身の友達に話すと、「それがサザンホスピタリティーなんだよ」と教えてくれました。

気さくで親切なのがいいね! 南部の人たちに根付くサザンホスピタリティー 気さくで親切なのがいいね! 南部の人たちに根付くサザンホスピタリティー

彼らのサザンホスピタリティーに癒される

このサザンホスピタリティー、直訳すると「(アメリカ)南部のおもてなしの心」。南部を訪れたすべての人たちを温かく迎え、親切にするということなのだそうです。例えば通りを歩いていると、見知らぬ人でも気軽に「Hi!」と挨拶してくれるし、道に迷ったり何か困ったことがあったりした時「どうしたの?」と声をかけてくれます。日本ではあまりないことなので最初は驚いてしまうかもしれませんが、南部ではこれが当たり前。彼らの笑顔や親切心、そして気さくな態度にわたしたち旅行者は癒され、そして幸せな気分になれるのです。

「スウィーティー」? 呼びかけに驚き

お店のレジでは、年配の女性から「ダーリン、ここにサインして」と言われたり、レストランのウェイトレスから「よい1日を、スウィーティー」と呼びかけられたり。年上の人たちが年下に対してこうした親しみある呼びかけをするのも、サザンホスピタリティーのひとつなのだそうです。わたしが初めてレジ担当の女性から「スウィーティー」と呼ばれた時は、驚きつつもなんだかうれしいような、とても心温まる気持ちになれました。何より見知らぬわたしを自分の娘のように受け入れてくれている気がしてうれしく思いました。こうして現地の人と心を通わせるのも、旅の醍醐味のひとつですよね。ニューオーリンズを旅したら、彼らのサザンホスピタリティーをぜひ肌で感じてください。