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実は日本と意外な関係があった! アメリカ東部の観光地、ニューポートへ


掲載日:2017/07/22 テーマ:観光地・名所 行き先: アメリカ合衆国 / ニューポート

タグ: たのしい イベント リゾート 一度は行きたい 祭り 美しい 歴史


全米一小さいロードアイランド州の町、ニューポート

ニューポート「ブラックシップ・フェスティバル」の式典風景 ニューポート「ブラックシップ・フェスティバル」の式典風景

ニューヨークから北に3時間半、ボストンからは南に1時間半のところにある町が、ニューポートです。アメリカの中でいち早く開発された町のひとつで、かつては海軍基地、現在は米国海軍大学があり、日本の海上自衛隊からも、幹部候補生が約60年間にわたって留学しているなど、世界の海軍のエリート養成機関として知られています。その一方で、19世紀後半から20世紀にかけて、この町は高級保養地として発達、資産家たちが豪華な別荘を競うように建てました。それらが今では「マンション」と呼ばれ、見学先の一つになっています。ケネディー元大統領が結婚式を挙げたのもこの町です。世界最高峰のヨットレース「アメリカズ・カップ」が開催されたことがあり、今でも夏になると数百艘ものヨットが集まり、それは絢爛豪華です。また8月にはジャズ・フェスティバルが開かれ、世界的に知られています。セレブ達の別荘もあり、夏は軽井沢以上にゴージャスなムードが漂っています。

ニューポートで開催される日本起源のあるフェスティバルとは?

そんなニューポートで、毎年7月開催されているのが「Newport Black Ship Festival」です。ブラックシップとは、元は日本語の「黒船」です。1984年から始まったのですが、これは、実は日本の伊豆下田で毎年行われている「黒船祭」を姉妹都市のニューポートでもやろうということになって、始まったものなのでした。黒船来航の際に病気やけが等で亡くなった水兵の墓が下田の玉泉寺にあることから、1908年には慰霊祭が行われ、これが発展するかたちで、1934年から下田では黒船祭が開催されていたからです。ニューポートは実はペリー提督の故郷でもあり、1958年には両市は姉妹都市提携を結んでいます。そして今でも下田の黒船祭には、アメリカ海軍が参加しています。時にはアメリカ大使もお見えになる盛大ぶりで、ニューポートでも開きたくなってしまったのですね。そこにはアメリカ在住日本人たちの協力もありました。

日米の草の根交流

1980年代、ニューポートあたりではまだ人種差別がかなりあり、日本の力を何とか見せたいと、在米日本人たちは思っていたそうです。そこでニューポートのブラックシップ・フェスティバルで、日本の花火や相撲、太鼓などを招聘し、日本文化を紹介することにしたのでした。夏の夜空に爆音とともに花開く大輪の花火……これを見て、地元の人たちは度肝を抜かれたと言います。以来、ニューポートでは日本人に対する差別がかなり減ったと、某建設会社の元役員の方は言っていました。式典には、下田から市長をはじめとする公式訪問団が、在ボストン日本総領事も参列されるほどです。今では毎年5月に行われる下田の黒船祭にも、ニューポートから訪問団がやってくるようになりました。日米両国で、こうした祭を通じて草の根交流が続いているのですね。7月にニューポートで開かれるブラックシップ・フェスティバルでは、街中はごった返すほど人でにぎわっています。是非行ってみてください。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/07/22)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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