パンクロックファンの聖地

みなさんはニューヨークにあったライブハウス「CBGB」をご存知でしょうか?日本でも、このTシャツを着用したロックファンをよく見かけることと思います。「CBGB」は、アメリカのパンクロックムーブメントを巻き起こした伝説のライブハウスです。世界中のパンクロックバンドにとって、ここでライブすることが一つのステータスでした。日本からも、シーナ&ロケッツやギターウルフなどのロックバンドが挑戦をしていますね。一方で世界中のロックファンにとっても、エルビス・プレスリーの生家やカート・コバーンが最後に座ったイスと同様に、ロックの聖地として愛されていました。

ロックの聖地!ニューヨークにあったライブハウス「CBGB」の歴史 ロックの聖地!ニューヨークにあったライブハウス「CBGB」の歴史

CBGBの由来と歴史

「CBGB」は、1973年ニューヨークのマンハッタンにオープンしました。正式名称は"CBGB & OMFUG"といい、「Country Bluegrass Blues and Other Music For Uplifting Gormandizers」の頭文字に由来します。オープン当初は、店名に由来するカントリーやブルーグラス、ブルースなどを中心に営業をする予定でした。しかし、これらを演奏するバンドが少なかったため、早々に音楽ジャンルを移行しました。その結果、"RAMONES"や"TELEVISION"、"Patti Smith"などを輩出し、アメリカのパンクロックムーブメント発祥の地となったのです。

現在のCBGBと受け継がれたロックスピリッツ

アメリカのロックの歴史が詰まった「CBGB」も、2006年やむをえず閉店となります。その後ラスベガスへ移転する計画が発表されていますが、未だその実現にはいたっていません。現在は、跡地に「John Varvatos」というファッションブランドのお店が入っています。店内に足を踏み入れると、CBGBの特徴だった一面バンドステッカーだらけの壁がその伝説を彷彿とさせてくれます。また、一方でCBGBを冠とした音楽フェスが開催されたり、ドキュメンタリー映画が製作されたりと、そのロックスピリッツは現在も受け継がれています。伝説のライブハウス「CBGB」はありませんが、その跡地は今も世界中のロックファンにとって特別な場所であることには違いありません。ニューヨークを訪れた際には、「CBGB」跡地で往事に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?