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マンハッタンのチャイナタウンから、アメリカにおける中国系移民の歴史を考える その3


マンハッタンでは、イタリア系移民に変わって中国系移民が

チャイナタウンで見つけたハーゲンダッツは、マンハッタン第1号店だった チャイナタウンで見つけたハーゲンダッツは、マンハッタン第1号店だった

「NYのチャイナタウンと中国系移民 その2」からの続きです。さて、マンハッタンのチャイナタウンは、当初リトルイタリーの一画から始まったようです。1950年代ごろからここに住んでいたイタリア系アメリカ人が郊外に引っ越し、その代わりに中国系が移り住むようになってきたのです。とくに1965年にアメリカの移民制限が撤廃されると一挙に中国系住民が増え、現在に至るチャイナタウンを形成し始めたようです。そして今では、その勢いはリトルイタリーを呑み込んでしまうほど。英語が話せない中国系の移民たちはこのエリアですべてをまかない、漢字の看板が街に溢れ、果物や乾物を売る露店が並ぶ様は、当時のアメリカ人たちにとって、自国の中の外国のように映ったでしょう。

マンハッタンのチャイナタウンを舞台にした犯罪映画

移民は合法的なものばかりではなく、不法移民も後を絶ちませんでした。それにともない、彼らを斡旋するチャイナタウンの結社(犯罪組織)による犯罪や縄張り争いによる抗争も起きます。これは1970年代末から1980年代にかけて社会的にも注目を浴びるようになりました。1985年の映画『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』は、この時期のチャイニーズマフィアと刑事との対決を描いたものです。主演は当時人気絶頂だったミッキー・ローク。監督は『ディア・ハンター』のマイケル・チミノ、脚本は監督デビュー前のオリバー・ストーンが手がけています。もう1本、ここを舞台にマフィアと警察の対決を描いた映画があります。1999年公開の『NYPD 15分署』で、主演はチョウ・ユンファとマーク・ウォールバーグです。機会があったら、観てみてください。

マンハッタンのチャイナタウンに行ってみよう

私が初めてこのチャイナタウンに足を運んだのは、1984年のこと。あとから思えば、チャイナタウンでのマフィアの抗争がニュースになっていた頃ですね。さて、それから30年、この2017年5月に私は久しぶりにマンハッタンのチャイナタウンを訪れてみました。降りたのはメトロ「キャナルストリート」駅。地上に出ると大きな道路が走り、まだチャイナタウンの雰囲気はありませんが、5分ほど歩くと徐々に漢字の看板が目立ってきます。脇道に吸い込まれるように入っていくと、漢字の看板だらけの世界。そして、中華レストランも並んでいます。(その4に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/08/24)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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