博物館は本館とローズセンターからなる

「アメリカ自然史博物館を徹底解説【予習編】 前編」からの続きです。この博物館の設立は1869年で、建物はネオゴシックやネオロマネスク様式で建てられています。ローマ風の正門は後からで、1936年に建てられました。建物は4階建ての本館と、隣接して繋がっているローズセンター(Rose Center for Earth and Space)から成っています。このローズセンターは、天文学や地質学について展示した別館で、スペースシアターはこちらにあります。そのほかにも館内にはIMAXシアターがあり、こちらでも3Dドキュメンタリーなどを上映しています。

セントラルパーク向かいにある自然史博物館の正面玄関。映画のシーンにも登場する セントラルパーク向かいにある自然史博物館の正面玄関。映画のシーンにも登場する

正面玄関の階段を上って館内へ

階段を上がって正門から入場すると、そこはセオドア・ルーズベルト円形ホールです。中央には、後ろ足で立ち上がっている恐竜パロサウルスの大きな骨格標本があります。ここのホールにチケット売り場があるので、まずはそこでチケットを買いましょう。入館料は2017年5月の時点で大人22ドル(約2500円)、学生・シニア17ドル、12歳以下の子供12.5ドルでした。スペースシアターのショー付きのチケットは、それぞれ10〜13ドルほどプラスになります。まずショーの時間を聞いて予約をし、その時間に合わせて館内を回りましょう。混んでいる時期は、ショーは売り切れのこともあるのでご注意ください。また、その時々によって特別展を行っていることもあるので、追加料金を払って見るかも、事前に調べておいたほうがいいかもしれませんね。私が行った時は、「エジプト展」でした。

一度に全部見ようと思うのは無理。まずはポイントを絞って

中は広いので先にどのくらいのペースで回るか、時間配分を決めておきましょうね。日本語の館内案内図があるので、まずはそれを持って回るといいと思います。とにかく広いので、じっくり見たら丸一日かかります。しかし、みなさんは実際にはそんなに時間もかけられないでしょうし、ファミリーで訪れるなら、長時間だとお子さんも飽きちゃいますよね。たいていのガイドブックでは、「いちばん人気の、恐竜の骨格展示がある4階から見学を始めよう」と書いています。つまり下から登っていくのではなく、一番上から降りてくる感じですね。見学時間の目安としては、1つのフロアをじっくり見ると40分〜1時間です。しかし博物館見学の集中力は2時間か2時間半程度なので、適当に間引いて見学するのがいいでしょうね。では、どこを“間引く”かは、別記事の「アメリカ自然史博物館を徹底解説【フロアガイド編】」を参照ください。フロアごとの展示作品については、そちらに詳しく書いています。それでは、アメリカ最大の自然史博物館に行ってらっしゃい!

アメリカ自然史博物館 American Museum of Natural History

[住所]Central Park West at 79th St. [URL]www.amnh.org
[開館]10:00〜17:45(感謝祭とクリスマスは休み)