期間限定で公開中の大型首長竜に注目!

「アメリカ自然史博物館を徹底解説【フロアガイド編】 その1」からの続きです。4階では、その他にも現在、期間限定(2016年〜2020年1月1日)で公開している、大型の首長竜のティタノサウルスの骨格標本も必見です。ブラキオサウルスやブロンドサウルスのような竜脚類の4つ足草食恐竜の中でも、最大級なのがこのティタノサウルス類なのです。この博物館に展示されているのは、2014年に南米のパタゴニアで発見された新種で、高さ6m、全長37.2m。あまりにも大きいので、頭と首の部分は部屋から通路に飛び出してしまっています。9000万年前から6500万年前までの間、地球上のすべての大陸に生息していたとか。しかしとにかく大きい! 車で足の間をすり抜けていけるほどです。

部屋に入る前から首がのぞいていてビックリします(ティタノサウルスの展示) 部屋に入る前から首がのぞいていてビックリします(ティタノサウルスの展示)

古代の大型哺乳類の骨格標本も見もの

この階には、恐竜以外にも古代の大型哺乳類の骨格標本があります。ゾウの仲間の、マンモスやマストドンですね。こちらは恐竜よりもずっと最近(1万1000年前)まで地球上を歩いていましたが、この時期に起きた大量絶滅で、地上から姿を消してしまいました。巨大ナマケモノのメガテリウム、巨大アルマジロのグリプトドンなどが有名ですね。4階にはほかにも別料金の特別展示コーナー、そして恐竜グッズを集めた「恐竜ストア」があります。ここには1階のメインのミュージアムショップでは売っていないものも置いてあるので、恐竜好きはぜひここでグッズをチェックしてみてください。

3階の動物の展示は生息環境を再現したジオラマが中心

さあ、次は3階に降りてみましょう。3階は大きく2つに分かれています。現存している動物たちの標本展示と、インディアンや太平洋地域に住む人々の民俗展示です。時間が足りない人は、ここは適当に間引いて見るといいでしょう。動物展示は、その動物が実際に暮らしている環境を再現したジオラマが中心で、「どれだけリアルに見えるか」がポイントです。部屋は、爬虫類と両生類、霊長類、北米の鳥類、アフリカの動物の部屋に分かれています。(その3に続く)