クラシック用ホールの「デヴィッド・ゲフィン・ホール」

「オペラ、バレエ、コンサートが楽しめるリンカーンセンター その2」からの続きです。バレエやダンス専門のデヴィッド・H・コーク劇場(旧名ニューヨーク州立劇場)と噴水を挟んで向かいにあるのが、デヴィッド・ゲフィン・ホール(旧名エイヴリー・フィッシャー・ホール、2015年に改名)です。こちらはクラシック用のコンサートホールで、座席数は2738席。アメリカ5大オーケストラのひとつ、ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地です。ニューヨーク・フィルハーモニックは、1950〜60年代にかけて名指揮者レナード・バーンスタインが指導していた名門オーケストラですね。

ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地となる「デヴィッド・ゲフィン・ホール」 ニューヨーク・フィルハーモニックの本拠地となる「デヴィッド・ゲフィン・ホール」

ホールに名前がついたデヴィッド・ゲフィンとは何者?

デヴィッド・ゲフィンは、アメリカのエンターテイメントの超大物で、1970年代にはジャクソン・ブラウン、イーグルス、ジョニ・ミッチェルを送り出したアサイラム・レコードを、1980年代以降はジョン・レノン、エアロスミス、ニルヴァーナ、ガンズ・アンド・ローゼスが所属していたゲフィン・レコードを、そして1990年代以降はスピルバーグらと映画会社のドリームワークスを設立した人物です。

その他にはどんな施設がある?

そのほかには、リンカーンセンター劇団の専用劇場である「リンカーンセンター劇場」、映画の上映が行われる「ウォルターリード劇場」、室内楽中心のコンサートホールの「アリス・タリー・ホール」などが敷地内にあります。アリス・タリー・ホールと同じ建物には、名門芸術学校のジュリアード音楽院があります。音楽学校として世界最高峰ですが、ダンスや演劇の部門があることはあまり知られていないのでは?

映画に登場するリンカーンセンター

また、リンカーンセンターはニューヨークのランドマーク的な建物なので、よく映画にも登場しますね。ちょっと思い浮かぶだけでも、『マラソン・マン』、『愛と喝采の日々』、『月の輝く夜に』、『ゴーストバスターズ』、『メラニーは行く』などがあります。それではニューヨークに行く前に、公演情報をチェックしてみて、リンカーンセンターに足を運んでみましょう!
●リンカーンセンター Lincoln Center [URL]www.lincolncenter.org