新しきシリーズの幕開けとなるか!?

日本では2015年末に公開となった、新しいロッキーシリーズの幕開けともいうべき、新シリーズ。日本ではあまりヒットしませんでしたが、アメリカでは大ヒット。作品の出来も、往年のロッキーファンの心配を吹き飛ばすかのような素晴らしい出来で、かくいう私も涙腺を刺激されっぱなし。確かに「ベタだなあ〜」という演出や展開もあるんですが、ロッキーシリーズを見ていれば見ているほどツボにはまるシーンを連打されると、もう何も文句は言えません。そして、スタローン。ボクシングシーンのない老ロッキーを演じていますが、それがもう年月を経た味わいとでもいいようがない、素晴らしい演技で、アカデミー賞助演男優賞を逃したのが、くれぐれも惜しまれます。

映画の舞台になった場所へ! ロッキーの住む町フィラルデルティアで名シーンを思い浮かべよう 映画の舞台になった場所へ! ロッキーの住む町フィラルデルティアで名シーンを思い浮かべよう

フィラデルフィアでロケされた映画は数多いけれど‥

さて、「友愛の町」とも呼ばれるフィラルデルフィアは、アメリカ東部のペンシルバニア州最大の都市。この町を舞台にした映画は、とにかくたくさんあるのですが、映画ファンにはやはりロッキーです。シリーズは、初回から最新作まで全7作品。まずはロッキーといえばこのシーン。ランニングしたロッキーが駆け上るのは、もうあまりにも有名な「フィラルデルフィア美術館」の階段です。この美術館はアメリカ有数の美術館で、デュシャンやゴッホ、セザンヌ、ルーベンスなどの作品が収められています。

「ロッキー・ステップ」の後は、イタリアン・マーケットへ

「ロッキー・ステップ」と呼ばれるこの階段では、今でも世界中のファンが駆け上がって、頂上で両手をあげるポーズをとっています。この階段下の右側には、ロッキーの銅像がありますが、これは映画の三作目で、階段の上に設置されたものがのちに移されたものです。第一作目でロッキーがランニングするシーンでは、フィラルデルフィア市庁舎や、イタリアン・マーケット9thストリートも出てきます。イタリアン・マーケットはシリーズ一作目のころとは違って、今では結構な観光地だとか。このマーケットの南端にある「PAT’S KING OF STEAKS」という店は、ロッキーが金貸しのガッツォに連れて行かれる地元有名店。ここには、訪れたスタローンの写真が飾ってあるそうです。

ロッキーが経営するレストラン「エイドリアンズ」は今もある?

ロッキーが住んでいたアパート、エイドリアンが働いていたペットショップ、ミッキーのボクシングジム「マィティ・ミッキー」などは今も残っているようですが、治安があまりいい地域ではないらしいので、行く際にはご注意ください。また、初代ロッキーシリーズの最終作に登場するロッキーが経営するレストラン「エイドリアンズ」は、実際のレストラン「ヴィクター・カフェ」を改装したものだとか。ここはオペラ好きが集まる店で、店内にはロッキーの写真ではなく、オペラ歌手の写真などが飾ってあります。またこの映画で、ロッキーが訪れるエイドリアンの墓は、フィラルデルフィア北西部にあるローレルヒル墓地にあるそうです。ここには映画に使われた墓石が今も置かれているとか。敷地内はかなり広大ですが、マップが入り口でもらえるようですよ。