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海外現地発ガイド通信

シアトルで人気の不思議な光景。ガス・ワークス公園とフリーモント・トロール


掲載日:2020/01/29 テーマ:観光地・名所 行き先: アメリカ合衆国 / シアトル

タグ: おもしろい ロケ地 公園 絶景 珍しい 歴史


錆びついたガスタンクが残るユニークな公園

公園内に点在する異様な雰囲気のガスタンク 公園内に点在する異様な雰囲気のガスタンク

シアトルっ子にお気に入りの公園を尋ねると「ガス・ワークス公園(Gas Works Park)」の名前が間違いなく挙がります。この市営公園は、ダウンタウンの対岸、ユニオン湖のほとりに19エーカー(約77,000平方メートル)という広さを誇ります。
園内の丘からは、湖を挟んで西端にフリーモント・ブリッジ、南側はスペースニードル、東端にはユニバーシティ・ブリッジまで見渡せるという美しい眺望が自慢です。
また、芝生で覆われたオープン・スペースの中に、まるでジブリ映画に出てきそうな蔦の絡まる錆びついたガスタンクが点在するというユニークな光景でも知られています。

シアトル工業化の歴史を今に伝える工場地跡

ガス・ワークス公園の丘の上からの眺め ガス・ワークス公園の丘の上からの眺め

このガスタンクは、1906年から1956年までシアトル・ガスライト社が運営していたガス工場のもの。工場稼動時には、市内の住民にガスを供給する一方、石炭からガスを合成する際の副産物である公害物質で大気や土壌、湖を汚染するという問題も抱えていました。そのため、天然ガスの登場により56年に工場が閉鎖すると、その跡地は市内の一等地でありながら汚染区域として誰も近寄らない廃墟となってしまいました。
市はこの状況を打開すべく、69年にランドスケープ・アーキテクト、リチャード・ハーグ氏にこの土地を利用した公園の設計を依頼します。ハーグ氏は、ガス工場の施設を取り壊すのではなく、公園のキービジュアルとして設計に組み込む革新的なプランを提出し、世界初の工業地跡を組み込んだ公園が生まれたのです。

子供から大人まで楽しめる憩いの公園に

かつてのポンプハウスをリノベーションした「プレイバーン」 かつてのポンプハウスをリノベーションした「プレイバーン」

1975年に公共施設としてオープンしたガス・ワークス公園は、今ではすっかり地元に溶け込んでいます。2013年には「アメリカ合衆国国家歴史登録財(National Register of Historic Places)」にも指定されました。

入り口付近にある「Play Barn」と呼ばれるエリアには、ポップにペイントされた空気ポンプなどが並んでいます。かつて工場で使われていた機器を自由に触って遊ぶことができる場所は珍しいのではないでしょうか。また、隣の「ボイラーハウス」をリノベーションしたピクニックエリアも人気です。
美しいシアトルのパノラマを撮影したり、湖でカヤックやボートに乗ったり、はたまたかつてのシアトルに思いを馳せつつ散歩をしたり…子供からシニアまで誰もが楽しめる公園です。シアトルに来たら、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

フリーモント・トロールも訪ねて見よう

巨大なパブリックアート、フリーモント・トロール 巨大なパブリックアート、フリーモント・トロール

ところで、ガス・ワークス公園の廃墟に惹かれる方なら、きっと興味を持ちそうなスポットが「フリーモント・トロール(Fremont Troll)」です。
このトロールがいるのは、パブリックアートが点在するおしゃれなエリア、フリーモント地区のオーロラ橋の下。地下から出てきてフォルクスワーゲンのビートルを片手で握る巨人像は、高さ5.5メートルもあり、近くで見ると迫力満点です。毎日多くの観光客が記念写真を撮りにトロールを訪れます。
フリーモントは、レストランやカフェも多く楽しい地区なので、ぜひ散歩がてら立ち寄ってみて下さいね。

【関連情報】

ガス・ワークス・パークからの眺め ガス・ワークス・パークからの眺め

Gas Works Park
住所: 2101 N Northlake Way, Seattle, WA 98103
https://www.seattle.gov/parks/find/parks/gas-works-park

Fremont Troll
住所: N 36th St, Seattle, WA 98103
https://fremont.com/explore/sights/troll/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/01/29)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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