アメリカの歴史を学ぶには外せない博物館

首都中心部のナショナル・モールに位置し、スミソニアン博物館群のひとつでもある「国立アメリカ歴史博物館(The National Museum of American History)」。ここに展示されているコレクションは、その名が示す通りアメリカ合衆国の歴史や文化に関連するものばかり。3階建ての館内には全部で3つの展示室があり、それぞれ異なるテーマで所有するコレクションを紹介しています。

アメリカの歴史が詰まった博物館 アメリカの歴史が詰まった博物館

自動車、鉄道、アメリカの交通手段の歴史

巨大な星条旗のオブジェが掲げられているエントランスホールを抜けて、まずは1階の中央展示室へ。ここでは1876年から現在までの、アメリカ合衆国における交通手段の歴史が各年代のシーンごとに紹介されています。例えば南部鉄道の蒸気機関車や、かつてワシントンD.C.を走っていた路面電車、その当時の自動車など。どれも実物が展示されていて、当時の雰囲気を彷彿とさせます。展示されている電車は実際に中へ入って座ることもできますよ。

映画にも登場する有名料理家のキッチン

個人的に興味深かったのは、同じ階に展示されていた「ジュリア・チャイルドのキッチン」。彼女は英語のフランス料理レシピ本を作ったり、テレビの料理番組にも出演したりしていた有名人です(「ジュリー&ジュリア」という映画にも登場しています)。ガラスで仕切られているため中に入ることはできませんが、それでもペパーミントグリーンで統一されたかわいらしいキッチンを見ているだけで、なんだかワクワクしました。

歴代ファースト・レディのガウンを展示

初代マーサ・ワシントンからミシェル・オバマまで、すべてのファースト・レディの就任式のガウンや小物たちが展示されている2階。わたしがいちばん楽しみにしていたコーナーです。色とりどりの美しいドレスやアクセサリーはそれだけで目の保養になるのですが、それぞれの時代のトレンドを反映したデザインから、アメリカの歴史を感じることができました。

全大統領に関するコレクションは必見!

3階の目玉と言えるのが、全アメリカ合衆国大統領に関するコレクションを展示したコーナー「栄光の重荷(Glorious Burden)」。例えばワシントン大統領が着用していた服やリンカーン大統領がかぶっていた帽子などが展示されています。他にもアメリカの大衆文化や食文化を紹介したコーナーもあり、アメリカの歴史を幅広く網羅した内容となっています。