年中無休、入場無料がうれしい国立の美術館

「ナショナルギャラリー」と言えばロンドンのものが有名ですが、それに感動した大富豪の銀行家・メロン氏の働きかけによって設立されたのが、ワシントンD.C.にあるこの「ナショナル・ギャラリー・オブ・アート」です。現在は東館と西館のふたつがありますが、最初に開館したのが西館です。アメリカでは多くの美術館が寄付で成り立っているため入場料が必要で、しかも月曜日が休館なのが一般的ですが、ここは国立の美術館なので年中無休、しかも入場は無料です。

美術好き必見のコレクションが魅力 美術好き必見のコレクションが魅力

ここはアメリカが誇る「美術の宝庫」

東館は中世から近代の作品を中心に、また西館は近代から現代アートの作品を中心に展示。特に日本人好みなルネッサンス時代のイタリア絵画や、印象派のコレクションが豊富に揃っているのが魅力です。中でも絶対に見ておきたいのが、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた初期のポートレイト「ジネヴラ・デ・ベンチの肖像」。この美術館の代表作とされていて、無料の館内案内の表紙にも使用されているほど。アメリカでは唯一、ここにしかないダ・ヴィンチの絵画は必見です!

一度は耳にしたことのある有名画家の作品も

この美術館には、ダ・ヴィンチの他にも印象派のモネやドガ、ゴーギャン、ゴッホなど、一度はその名を耳にしたことのある(または代表作をテレビなどで見たことがある)有名画家たちによる作品も、多数展示されています。さらに世界的にも希少なフェルメールも数点展示。また現代アートではピカソやマチスなど、エコール・ド・パリの作品も多く、美術好きにはたまらない幅広いラインナップとなっています。

まるでアートのような美しい内観にも注目!

これだけの名画が揃っているにもかかわらず、館内は混雑することもなく広々とした印象。大きなソファが置かれた展示室もあり、全体的に贅沢な空間が広がっています。それに廊下やホールは神殿のように荘厳な空気に包まれていて、まるで美術館そのものがひとつのアートのよう。声を発することもためらわれるほど静かで落ち着いた雰囲気の館内では、それぞれの作品たちが醸し出す「アートの世界」を心ゆくまで楽しむことができます。