膨大な量の資料や書類などを保存・展示

アメリカ合衆国政府の書類をはじめ、歴史的な価値のある資料を保存・展示しているのが「国立公文書館(National Archives Museum)」。館内には60億部を超える文書の原本や、270万点の地図、350万点の設計図、さらに1100万点もの写真や22万点のビデオなどさまざまな記録が保存されています。見事な建築デザインがひと際目を引くこの建物がとても気になったので、実際に中へ入ってみることにしました。

見事な建築美に目を奪われる公文書館の外観 見事な建築美に目を奪われる公文書館の外観

歴史的な文書のオリジナルを見るチャンス!

スミソニアンなど他の博物館群に比べ、比較的空いていた館内(その割りにセキュリティーチェックはしっかりされました)。ここでのいちばんの目玉と言えば、独立宣言(The Declaration of Independence)とアメリカ合衆国憲法(The United States Constitution)、そして人権宣言(The Bill of Rights)の3つ。すべてがオリジナルの文書で、建物内のちょうど中央に位置するロタンダ部分に展示されています。実はここがいちばん人気のセクションで、わたしが訪れた際はここを見学しよううという人たちで長い列ができていました。

目の前にある歴史的文書に思わず感動!

長い行列に並び、20分ほど待ってようやく3つの文書をガラスケース越しに確認することができました。古い文書のためすでに色があせ少々読みづらいのですが、それがまた本物らしさを強調している気がしました。独立宣言や人権宣言など、歴史的な文書がすぐ目の前にあると思うと、感動もひとしお。ぜひ記念に写真を撮りたいところですが、これら展示品の写真撮影は一切禁止されているとのことです。

日本関連のほか、興味深い文書が満載!

実は公文書館には、日本にまつわる文書も展示されています。例えば戦艦ミズーリでの日本政府の降伏文書や、第二次世界大戦中に日系アメリカ人を強制収容所に収容したことをアメリカ政府が正式に謝罪する文書など。さらに1880年に提出されたトーマス・エジソンの特許申請書や、1940年のアインシュタインの米国帰化申請書、1969年に始めて月面着陸に成功したアポロ11号の飛行計画書など、興味深い文書も保存されています。ワシントンD.C.に行く機会があったら、ぜひご覧ください。