アカガニの大移動が見られるのはいつ?

その2からの続きです。海に流れ出た大量の卵はすぐに孵化し、カニの幼生であるプランクトンになります。それが海の中で成長し、カニの形となって再び島に戻ってくるのは3週間後ぐらい。そのときは、今度は海岸から島の内側へと向かう子ガニの大群が見られるようです。このカニの大移動が行われる日付は、クリスマス島の観光局のサイトで確認できるので、旅行を計画している方はチェックしてみてください。2015年のシーズンは10月8〜10日、11月7〜9日、12月7〜9日、2016年1月6〜8日で、そのうち数が多いのは11月と12月だそうです。

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ジンベイザメのウォッチングも人気

さて、このクリスマス島、もうひとつ人気の高い観光があります。それはジンベイザメです。このクリスマス島周辺は美しい海で、絶好のダイビングスポットとして有名です。一般的にダイビングに適している季節は、天気がよく海中が明るく見える乾季ですが、ここクリスマス島では雨季も人気があるのです。その理由は、雨季には海に大量に放出されたアカガニの幼生を食べに、ジンベイザメがやって来るからです。ジンベイザメのシーズンは11月から翌年の3月ぐらいまで。ただし雨季は海が荒れがちなので、そのピークにはダイビング自体ができないこともあります。そのため、雨季のピークを外した11月か3月が、ジンベイザメを見るダイビングにおススメとのことです。ほかにもこの季節にはハンマーヘッドやマンタが見られるそうです。

さあ、クリスマス島へ行ってみよう!

また、クリスマス島では、バードウォッチングもできます。人気はカツオドリやグンカンドリですが、絶滅危惧種の固有種も多く棲んでおり、空を飛ぶ姿や子育ての様子などを観察できます。さて、このクリスマス島へ行くには、オーストラリアのパースから飛行機を利用します。ヴァージン・オーストラリア航空とシンガポール航空の便が飛んでいますよ。またシーズンには、インドネシアやマレーシアからチャーター便が飛ぶこともあるようです。クリスマス島はオーストラリア領なので、入国にはビザが必要です。インターネット上で「ETAS」という事前認証のビザを取ることになっているので、それを利用して取得してください。