派手ではないけれど、居心地のいい穴場がある

ウルル(エアーズロック)のような大自然のすごさを目の当たりにしたり、シドニーのようにオペラハウスがあったりするわけではありませんが、こじんまりとしたかわいらしい街並みに出会える「アデレード」。南オーストラリアに位置するこの街は、やわらかな太陽の光が花と緑に降り注ぐところ。居心地が良くて、ついのんびりしてしまう街です。過ごしやすい理由は、街並みだけでなく地中海気候であることも大きなポイントでしょう。

アデレードは、アートとお酒でうっとりできる町 アデレードは、アートとお酒でうっとりできる町

街並み自体に見応えがあり、美術館や大聖堂も美しい

オーストラリアの他の土地は、流刑植民地としてスタートしたところが多いのですが、このアデレードは異なります。イギリスからの自由移民が、新天地を求めてやってきたことから発展した町なのです。基盤の目のようにすっきりとデザインされた都市は、英国風の石造りの建物が多く見られます。歩いているだけでも芸術作品を見ているような気分になれますよ。町にはアボリジニ・アートも見ることができる南オーストラリア美術館、入植当時の家具や絵画が見られるエアーズ・ハウス博物館などがあります。オーストラリアで最も美しいと称される聖ピーターズ大聖堂もあるので、これも見逃せません。

アデレードの自慢の名産品は“ワイン”です

そんなアデレードが誇る名産品は“ワイン”。フランスやスペインだけでなく、今注目されている新世界ワインのひとつがオーストラリア・ワインなんです。オーストラリアで年間に生産されるワインの半分以上が、このアデレード産。バロッサ・ヴァレーは、最近また人気が高まってきている古典品種“シラーズ”を得意としています。ピーター・レーマン、ロックフォード、ヤルンバ、セペルツといった、世界的に高い評価を受けているワイナリーも多くあるんですよ。アデレードヒルズ周辺は白ワインの原料であるシャルドネが有名です。

日帰りでいろいろなところを見て回れる

南アデレード市内は、バスや鉄道といった公共交通機関が発達しているので、移動もしやすいところ。海辺のリゾート地へ行くには、トラムで都市部から30分ほど。その他の場所も遠くないので、日帰りでいろいろなところを見て回れますよ。