約70年の歴史を誇るロデオ大会

オーストラリア・ケアンズからバスで1時間半の町「マリーバ」は農業が盛んな片田舎ですが、1949年から毎年6月中旬に人が集まり、夜には花火が打ち上げられる盛大なイベント「ロデオ大会」が開催されます。ロデオと聞くと、暴れ馬にどれだけ長い時間、乗ることができるかを競うものと想像しますが、この大会はカウボーイのように牛を捕まえる技を競う大会です。

牛の後ろ足へロープをひっかける華麗な技 牛の後ろ足へロープをひっかける華麗な技

競技は個人戦、州対抗戦

競技の内容は、馬に乗ったカウボーイがロープを使って牛を捕まえるものから、牛を倒して四足をロープで縛るまでの所要時間を競うもの、2人一組で牛を捕まえる競技などがありました。また子供部門、女性部門が催されたり、私が訪れたときはビクトリア州のとあるグループとの対抗戦など、目白押しです。馬にまたがり、一気に駆け抜けるカウボーイの姿に感動しますよ。

観覧席の場所取りで迫力が決まる

ロデオが行われるグラウンドには観覧席が設けられ、観覧席の上部からは全体が見渡せますが、グラウンドに近い場所では牛やカウボーイとの距離が近く、柵越しに見える牛の姿は迫力があります。馬に乗ったカウボーイに追われる牛が必死で逃げ、土埃を上げる光景は、日本では決して見られませんよ。競技内容が進行するとともに、観客が入れ替わるので席移動するのもいいかもしれません。

老若男女が楽しめるイベント

会場にはたくさんの馬や牛が集められるだけでなく、子供を対象に移動式遊園地、大人を対象に木を切るゲーム、家畜の販売、会場内の通りには露店が立ち並び、年齢・性別を分け隔てなく楽しめる内容で年に1度のお祭り状態となります。訪れる人たちも、チェック柄のシャツにジーンズと革の長靴を履き、ブッシュハットを被った装いで、カウボーイに囲まれている雰囲気になりますよ。正確な日時やスケジュールはホームページ(http://www.mareebarodeo.com.au/)で確認できますので、本格的なロデオ観戦へ行ってみましょう。