温暖な気候と思われがちなオーストラリア

みなさんはオーストラリアというと、暑い国のイメージがありませんか? 赤道に近ければ確かに暑い気候ですが、オーストラリアは南北にも大きな国であり、本土の南に位置する「タスマニア島」は日本の気候に似ていると行っても過言ではありません。日本とは正反対ですが、ちゃんと四季がある上に冬の気温は日本と変わりません。そのため、越冬を必要とする果物であるイチゴやリンゴ、サクランボの生産がとても盛んです。

日本では見られない色のウニが大量に採れるタスマニア 日本では見られない色のウニが大量に採れるタスマニア

海岸沿いの景色がどこかしら日本のよう

温暖な気候の国では、海中や海岸沿いにはあまり海藻が生えないのですが、タスマニア島では日本で見かけるような海藻が岩場や海中にたくさん生えています。日本の海岸で見かける「ムラサキガイ」、別名「ムール貝」をここでも見かけることができます。オーストラリアでは「マッスル」と呼ばれており、スーパーで売られている人気の食用の貝です。手で貝を掴み、ねじると岩から取れます。

日本と同じ海藻が生えているならば

日本人である私たちは海藻をごく自然に食べてますが、海の中で海藻を食べて生きている生物がどんなものであるか知っていますか?それは高級食材である「サザエ」、「アワビ」そして「ウニ」などです。ここタスマニアでも海藻がたくさん生息しているということは、海藻を餌とする貝類や甲殻類が生息しているのです。ということに着目して、食い意地の張っている私は、島の南部のとあるビーチから海へ潜ってみました。

大量のうにが!だけど、色が!

潜ったのは1月、タスマニアでは初夏なのですがウエットスーツなしでは凍える冷たさでした。そして凍えながら採れたのは写真のウニでした。しかし、みなさんお気づきですか。日本で見られるウニの色は「黒」または「紫」なのですが、タスマニア産のウニには「白」と「淡い紫色」が存在しました。外の固い殻を割ってみると中身は全く同じで、まったりとした甘みのある高級な味わいのウニです。たくさん生息するウニですが、現地スーパーには現地スーパーには並んでいません。海外で日本と似たような場所を追及すると、意外な発見があるかもしれませんよ。