噂が広まって有名になったパン屋

オーストラリア南部のタスマニア島に、アジア人がたくさん訪れるパン屋さんがあります。アメリカ人でもなく、ヨーロッパ人でもなくアジア人が行くというのは何故でしょう。その理由は、このパン屋さん、ジブリ映画で魔女のキキが働いたパン屋に似ていると言われているためです。実際のモデルになったわけではないのですが、ジブリ映画をよく観るアジア人が、そんな噂を始めたことがきっかけです。

店番しているキキのシーンを思い浮かべよう 店番しているキキのシーンを思い浮かべよう

牧羊が盛んな小さな村「ロス」

このパン屋はタスマニアの州都ホバートから北へ車で1時間半の、「ロス」という小さな村にあります。この村は牧羊が盛んで、羊毛の博物館を作って産業をアピールをしているほどです。村は唯一の大通りに家やお店が立ち並ぷほかは、建物がほとんどない規模。そして、噂のパン屋さん「ロス・ベーカリー」はその唯一の大通りの一画に店を構えていました。パン屋にはオープンテラスがあり、そこでパンと飲み物を飲食できようになっています。

ドアの向こうにあるのは?

木造の小さなお店のドアを開けると、たくさんのパンが並ぶ大きなショーケースがありますが、大きな食パンはケースではなく奥の棚にたくさん並んでいました。確かに、映画のシーンと似ていますね。店員さんは可愛らしい帽子を被り、エプロンを着て、和やかに接客してくれます。さらにお店の人はこのパン屋が有名である理由を知っているため、店内での写真撮影などを快く了承してくれました。

通称「キキの部屋」に訪れてみよう

映画では魔女のキキがパン屋の2階に住んでいましたよね。このパン屋もまた映画のシーンにそっくりな構造になっていて、2階に部屋があります。その部屋は宿泊可能で、インターネットから予約できます。なんと部屋の名前は「キキの部屋」。料金はAU$80で、パン屋さんで作られる朝食付きです。宿泊客がいない場合は、部屋を見るだけもできますよ。似ているかいないかはを確かめるためにも、タスマニアのロス・ベーカリーへ行ってみましょう。