マンリーのメインビーチ。シドニー中心部からわずか30分とは信じられないぐらいの美しいマリンブルー。メインのビーチとザ・コルソをはさんで向かい側、マンリーワーフの脇には子供用の小さなビーチも
シドニー北部のビーチリゾート、マンリー
日本と季節が逆のオーストラリアはそろそろ夏の幕開け。毎年10月の最終日曜日からはサマータイムが導入され、オーストラリアらしい夏の開放的な雰囲気が街全体を覆います。オーストラリアの夏といえば、やはりビーチ!四方を海に囲まれていることから、国中のいたるところにビーチがありますが、今回はシドニー近郊でもっともポピュラーなビーチのひとつ、マンリービーチをご紹介したいと思います。マンリービーチは年間600万人の観光客を誇るシドニー北部の代表的ビーチリゾート。美しい海の周辺にはおしゃれなレストランやショップが軒を並べ、都会のビーチリゾートの雰囲気が存分に味わえます。
マンリーといえば、やはりサーフィン。初心者は地元のサーフスクール・SEA Australiaが開催するサーフィンスクールに参加するのもおすすめ。レッスン料は大人50ドル(5000円)
ビッグウェーブに果敢に挑む。サーフィンにいざチャレンジ
マンリービーチはサーフィンのメッカ。サーフボードを小脇に抱え、老若男女問わず波と戯れています。小さいときから波に親しんでいるからか、オーストラリア人はこぞってサーフィンがうまい!ビーチには日本ではなかなかお目にかかれないビッグウェーブが次から次へと押し寄せ、まさにサーファーたちには垂涎モノのスポットなのです。
また、マンリービーチはサーフィンのほかにも、シュノーケルやダイビング、カヤック、水上スクーターなどが楽しめます。それぞれのスポーツに必要な道具はビーチ周辺のショップで気軽にレンタルできるので、ぜひチャレンジしてみては?
道の両脇に植えられた椰子の木や噴水のオブジェがビーチサイドの気分を盛り上げます。週末になると、ザ・コルソにフリーマーケットが登場。面白いおみやげ物が見つかるかも
ザ・コルソでショッピングとグルメを満喫
ビーチと船着場のManly Wharf(マンリーワーフ)をつなぐ歩行者天国のモールがThe Corso(ザ・コルソ)といわれるマンリービーチの目抜き通り。アウトサイドに設置されたおしゃれなシーフードレストランをはじめ、Billabong(ビラボーン)やRoxy(ロキシー)といった人気のビーチファッションのショップも多数あります。このザ・コルソを中心に世界各国のレストランが80件あまり。シーフードのフリッターとフライドポテトがセットになったフィッシュ・アンド・チップスはビーチの定番メニュー。レストランでも楽しめますが、フィッシュ・アンド・チップス専門のテイクアウト店では8〜10ドル前後(800〜1000円)で山もりの量。お得で安いランチとして地元のオージーにも好評です。
シティからのフェリーが発着するマンリーワーフ。メインのビーチはワーフ前の信号を渡り、ザ・コルソを抜けたところ。サメと一緒にダイビングできることで有名なオーシャンワールドもワーフのすぐそば
マンリーフェリーで海上からの観光も存分に楽しめる
マンリービーチはシドニー中心部から約17キロメートル。オペラハウスが位置するサーキュラーキーの港から、フェリーでマンリーワーフまで行くのが便利です。マンリーフェリーに乗って約30分。また、高速艇のマンリー・ジェットキャットを利用すれば約15分でマンリーに到着します。サーキュラーキーからマンリーまでのフェリーでは、美しいシドニー湾から望むオペラハウスやハーバーブリッジ、元罪人収容所のフォートデニスンなど、湾周辺の見どころが一望でき、ちょっとした観光クルージングの気分も味わえますよ。
【関連情報】
■ Manly Beach(マンリービーチ)
アクセス:シドニーのサーキュラーキーよりマンリーフェリーまたはマンリー・ジェットキャットを利用。
その他:マンリーフェリーは大人片道6ドル40セント(約640円)、ジェット・キャットは大人片道8ドル20セント(約820円)
■ SEA Australia(シー・オーストラリア)
電話番号:(+61)2-9907-7650
URL:www.seaaustralia.net.au
開催期間:毎年10月1日〜4月30日のオンシーズン
料金:大人50ドル(約5000円)、子供40ドル(約4000円)、プライベートレッスン80ドル(約8000円)
その他:事前にレッスンの予約が必要
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