おとぎの世界のようなミルキーブルーの湖

山あり氷河ありフィヨルドありと、美しい大自然の魅力に富んだニュージーランドの南島。その南島のちょうど真ん中に、この世のものとは思えない、不思議な色の水をたたえた湖があります。南島最大の都市クライストチャーチから、ニュージーランド最高峰マウント・クックに向かう道の途中にある、その湖の名は「テカポ湖」。その色は、まるで入浴剤を溶かしたようなミルキーブルーなのです。湖畔に教会がぽつんと建ち、湖の奥には山々が連なる、その驚くほど美しい風景を、みなさんも雑誌やTVで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

ミルキーブルーの湖の畔で見上げる世界一の星空 〜ニュージーランド・テカポ湖〜 ミルキーブルーの湖の畔で見上げる世界一の星空 〜ニュージーランド・テカポ湖〜

教会を写す一枚、教会から撮る一枚

湖畔に建つ小さな教会「善き羊飼いの教会」は、湖と山々の風景の中に取り込まれ、ニュージーランドで最も写真に撮られている教会のひとつです。教会自体が素晴らしい被写体であると同時に、この教会の中も有名な撮影スポットになっていて、ここを訪れるツーリストに大人気です。教会の中から窓越しに風景を撮ると、窓についている十字架の後ろに湖と山々が写り、窓枠が額縁の役割を果たして、まるで一枚の絵画のような写真を撮ることができます。

花いっぱいの湖は夏!!

テカポ湖を訪れるなら、おすすめは夏(日本の冬)です。湖の周囲の大地がピンクや紫のルピナスの花で彩られ、ミルキーブルーの湖と雪を抱いた山々の眺めが一層美しく輝きます。色彩の乏しい日本の冬に、ニュージーランドに来てこの風景を目にしたら、感激すること間違いなしでしょう。風景を堪能した後は、湖畔の町で、これまた日本人に超人気のサーモン丼をいただくのもおすすめです。そしてもうひとつ、テカポ湖が「世界一美しい星空が見える場所」としても有名なのをご存知ですか?

世界一の星空を見るなら冬!!

テカポ湖周辺の夜空は、IDAという夜空を守る団体から、世界で4番目に「光に汚染されておらず星がよく見える場所」に認定されました。ここから見る星空は、言葉にはできない美しさだといわれています。南十字星やマゼラン星雲の見える南半球の満天の星空、一度は見てみたいですね。天の川は英語ではミルキーウェイ。テカポ湖のロマンティックな水の色は、ミルキーウェイからこぼれた星のミルクの色なのかもしれません。星空を見るのなら、おすすめは冬(日本の夏)です。