- りんみゆき
- 香港在住22年。元外資系航空会社のCA、現在はライターや通訳。CA時代から旅行が大好きで、子どもができても世界のあちらこちらに出没しています。リゾートやハイキングなど子連れ旅行のおすすめ情報を発信中。
出発エリアをに変更しました。
https://www.hamiltongardens.co.nz/
「ハミルトンってどこ?」とニュージーランドの中でも観光地としてはかなりマイナーな存在のハミルトン。オークランドから125キロ南下したところに位置するワイカト地方にあり、ニュージーランドで4番目に大きな都市です。
ワイカト川沿いにあるハミルトンガーデンズはピクニックやイベントで地元の人が集まるローカルスポット。このガーデンは58ヘクタールという広大な敷地にあり、5つのコンセプトからなるガーデンコレクションがあります。「パラダイズ」「プロダクティブ」「ファンタジー」「カルティベイト」「ランドスケープ」と異なったコンセプトで設計され、どのガーデンも楽しめます。フォトジェニックな写真を撮りたい人におすすめなのは「ファンタジー」コンセプトのシュールリアリストガーデン。巨大なドアや水道の蛇口、シャベルなどと写真撮影ができ、気分はまるでガリバー旅行記に入り込んだよう。
【DATA】
ハミルトンガーデンズ Hamilton Gardens
住所: Hungerford Crescent, Hamilton East, Hamilton 3216, New Zealand.
開園時間: 7:30〜19:30、(インフォメーションとギフトショップ:10:00〜17:00)
入場料:無料、もしくは寄付
川沿いのビューポイントにある巨大な壁アート
ハミルトン市の目抜き通りであるビクトリア・ストリートはアートストリートと言っても過言ではないほど、多くの壁アートや彫刻が点在しています。ビクトリア・ストリートと並行してあるワイカト川沿いのトレイルへの小さな抜け道やビューポイントのベンチなど「こんなところに!?」という場所も要チェック。アート探ししながら街散策するとユニークな発見があるかもしれません。レストランやカフェ、バーなども多くあり、ニュージーランド各都市に必ずある肉料理やキッズメニューが充実している「Lone Star」やちょっとおしゃれなアジア料理の「Madame Woo」など、気分にあわせてレストラン選びができます。古い銀行の建物を改装してバーになった「The Bank」では夜は生演奏もあります。
https://waikatomuseum.co.nz/
ニュージーランドは1840年代から西洋人によるマオリの土地支配のため、各地で戦争をしていました。その中でも1863年のワイカト戦争は最大の土地争いの戦争で重砲、装甲蒸気船、そしてイギリス連隊が投入されたという歴史があります。このミュージアムでは当時の展示やマオリ文化の展示が豊富戦闘に使用された木彫りのカヌー、ワカは迫力と美しさがあり見ごたえあり。ちなみにはハミルトンは英語名、マオリ語ではキリキリロアといい、元の名前に戻すという動きも出ています。ニュージーランドのマオリ名はアオテアロア、「長い白雲のような土地(the land of the long white cloud)という意味です。
博物館鑑賞のあとは、アート好きは目先にあるザ・アーツポストギャラリーに訪れたり、運動がてら博物館裏にあるワイカト川沿いの散歩もいいでしょう。
【DATA】
住所:1 Grantham Street, Hamilton
開館時間:10:00〜16:30
入場料:無料もしくは寄付
https://www.hamilton.govt.nz/our-city/parks/parksandgardens/Pages/Taitua-Arboretum.aspx
市内から車で30分以内のとろこにある「Taitua Aboretum」は地元の人がお散歩に立ち寄る樹木園。鶏やアヒルや牛や子どもが集まって賑やか!この樹木園はこの土地の持ち主だったモルティマー夫妻が動物用の日陰を作るために1973年から樹を植え始めたのが始まり。情熱を持って各種の樹を植え続け、1997年には誰もが楽しめるよう、市に寄贈しました。入園料は無料。午前8時から夕暮れどきまで。子連れで途中止まらずゆっくり歩いて約1時間。平日は幼稚園の遠足児童が訪れてピクニックしていたり、老夫婦が途中ベンチに腰掛けて話をしながらゆっくりお散歩と微笑ましい光景も。手軽に行ける森林浴スポットとしてもおすすめです。車で行く場合は駐車場があります。ハミルトン市内からは循環バスが近くまで出ています。乗る時に運転手さんに降りたいところを告げておくと、教えてくれます。
https://www.kiwiproperty.com/the-base/en/
ニュージーランド最大のショッピング施設では、欲しいものは全部そろいます。「Te Awa(テ・アワ)」ファッションモール内ではローカルブランドの洋服や子どもが大好きな「Smiggles(スミグルズ」の文房具やだけでなく、合間に立ち寄れるフードコートもあります。「2ドルショップ」はバラマキ用のお土産を買うのに最適。ニュージーランドの国鳥キウイ柄の文房具をはじめ、ラグビーボール型のキーチェイン、マオリ族のシンボルマークのアクセサリーなどが揃います。ニュージーランド国内に90店舗以上展開する「The Warehouse(ザ・ウェアハウス)」は店名どおり倉庫のように広く、衣類から食器、おもちゃまで割安で揃います。スポーツ専門店「Rebel Sports(レベルスポーツ)」ではニュージーランドを代表するラグビーチームのオールブラックスだけでなく、クラブチームのジャージーもありラグビーファンなら必ず訪れたいところ。寝室、キッチンの専門店やパーティーグッズの専門店もあり、一日ではまわりきれないのでピンポイントで行きたいお店を決めておくのが無難。離れているお店の場合、車で移動することも。ハミルトン市内から循環バスオービターも出ています。
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/11/13)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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