外国には傘をささない人がたくさんいるという事実。

最近では日本でも、竜巻やそれに匹敵する豪雨が珍しくありません。そんな天候でも、がんばって傘をさしている人も多く、悲惨な状態になってしまった傘が捨てられているところを見ることも多くなりました。日本人はよく傘をさす国民ですが、一方「傘をささないことが普通」という国や地域があることをご存知でしょうか? その代表格として挙げられるのがニュージーランド。「ニュージーランド人は傘をささない」と言う言葉も浸透しているほどです。どうしてこのように言われるようになったのか、実態はどうなのかをご紹介しましょう。

「ニュージーランド人は傘をささない」と言われる理由とは 「ニュージーランド人は傘をささない」と言われる理由とは

ニュージーランドの気候はどうなっているのか?

「傘をささない」ということは、ニュージーランドは雨がほとんど降らない地域なのでしょうか? 答えは少し微妙ですが「NO」です。年間を通してほどよく雨が降り、適度に日照時間もあります。つまり降水量の観点からみると“普通”です。ちなみにひどく寒くなったり、反対にひどく暑くなったりすることはありません。年間を通して比較的過ごしやすい地域だと言えます。南半球なので最も暖かいのは12月、1月、2月。寒いのは6月、7月、8月です。ただし「暖かいと思っていたらいきなり今日は寒い!」という、急な天候の変化もよくあります。

どうして傘を持たないのか聞いてみたところ…

ニュージーランドの人を見ていると、小雨程度ならフードをかぶってしのいでいる人が多いように思います。ちょっと多めに雨が降ってきてもフード。台風や嵐の日はレインコートが追加されますが、やはり傘を指している人はほとんど見られません。彼らが言うには「傘をさしても風で飛ばされる」「持ち歩きたくない」「傘を開いたり閉じたりするのが面倒」とのこと。オークランドの市街地へ行くと傘をさしているひとも多いですが、郊外へ行くほど傘をもたない習慣が根強いようです。

ニュージーランド発の傘ブランドがある。

そんなニュージーランドですが、実は世界に向けた傘のブランドがあることをご存知でしょうか?それは『BLUNT』というブランド。日本にも入ってきているので、見たことがある方も多いかもしれません。ニュージーランド出身の開発者が他国で経験した傘の不便さ、危険さを改善して作ったシリーズで、耐久性に優れていて安全性も確保できています。天候が変わりやすくて突風が吹くことも珍しくないニュージーランドでも、こういった“強い傘”は少しずつ受け入れられてきているようです。