予想外の物価にショック

1カ月以上の長旅をしたのは、ニュージーランドが初めてでした。長期の旅先として選んだ理由は、長い期間いれば少しは英語が上達するかもしれないという思いがあったからで、「英語圏で自分が行ったことのない国」として選んだのです。結局、英語のほうはさっぱりでしたが、そんなことより、大した下調べもせずに向かいショックだったのは、意外に物価が高めだということでした。1週間程度の滞在ならいいのですが、長い期間いるとなるとつらいです。レストランでの外食は、カジュアルな店で20NZドル(約1500円)前後。毎日のことですから、これにドリンクをつけたり、チップを払ったりしていたら大変ですよね。

町で見かけたレストランのメニュー。どれも食べてみたい! 町で見かけたレストランのメニュー。どれも食べてみたい!

量は多いが、お高め

最初のころはせっかく来ているのだからとそんなお店にも入ってみましたが、その印象は、おいしいけれど「高くて、多い」。もちろん「高くて、少ない」よりはいいですが、女性の私は「安くて、少ない」ほうがいいのに、と思いました。オークランドのような都会だとビルの中にフードコートがあって、スープヌードルやフライドライスなどの簡単なアジアンフードを10NZドル(約750円)くらいで食べることはできましたが、地方へ行くとそうはいきません。手ごろなチェーン店がどこにでもある日本とは違うのです。現状がわかってくるにつれ、ここでどうやって食費を安くあげられるか、それが私にとって旅の重要な課題となってきました。

気持ちのいいオープンレストランでの食事は憧れに… 気持ちのいいオープンレストランでの食事は憧れに…

こんなはずではなかったけれど…

そうなると道はひとつ、自炊です。ニュージーランドでの宿泊先はすべてホステルでした。それまでホステルの共用キッチンでお湯ぐらいは沸かしたことはあっても、料理をしたことはありませんでした。しかし必要に迫られ、はからずも異国の地で自炊生活の始まりです。この経験がニュージーランド旅の思い出の半分を占めているといっても過言ではありません。もともと料理が苦手な私。料理と呼ぶのもはばかられるような簡単なメニューではありましたが、驚きあり失敗ありで学んだことはいくつもありました。ここからは、「普段あまり料理はしない」そして「海外での自炊は未経験」という方に向けて、私のニュージーランドでの体験をお伝えしたいと思います。(その2へつづく)

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